D&D

WizardryやUltimaにハマりMight&Magicに流れ、結果的にPC上「世界三大RPG」を遊び、更にThe Bard’s TaleやPhantasieもプレイしたり、古典RPGの名作で遊んで来た私にとって、このD&Dこと、「DUNGEONS & DRAGONS」は全てのRPGの原点的作品であり、まだPC上でRPGが誕生する以前の、所謂テーブルトークRPG(TRPG)の代表的作品。
そんなD&Dの作者の一人、デイビッド・ランス・アーンソン氏が亡くなられたそうだ。
実は私、このD&Dね、プレイした事があるんですよ。
D&DはTRPGと呼ばれるシステム。
D&Dを構築するためのルール・ブックやサイコロがセットになっているだけのもの。
ストーリー等、全てはプレイヤー達が造り出していかないといけない。
まず、ダンジョンマスター(DM)が世界観、D&Dに乗っ取ったルール、参加する人達のキャラクターや背景、参加する人達以外全ての登場人物の背景や設定、モンスターetc…
その上で、全員が一つのテーブルの周りに集まって、会話をしながらゲームを進行していく。


例えば、、、DM以外に、5人の参加があったとする。それぞれ、A〜Eさんとする。
DMは、そのA〜Eさんの生い立ちや背景等を説明し、それぞれのキャラクターを演じれるような情報を提供する。

Aさんは、魔法使いの見習いで、○○○という港町に住んでいる。母は、あなたが生まれてまもなく亡くなってしまい、父は、あなたの師匠である■■■に預けた後、行方知れずとなってしまった、、、etc…

こんな感じで、参加している5人が出会うお膳立てをして、ゲームがスタートする。
また、例えば、、、5人で洞窟を探検しているとする。

Aさん : 「俺、恐がりの魔法使いだから(笑)、列の真ん中歩くね」
Bさん : 「女は度胸、戦闘いってやるよ!!」
Cさん : …..etc…..

なんて会話をしつつ、洞窟を探検するわけです。もちろん、この列も重要。それによってDMが色々な条件判定していく。
例えば、ある時、DMがサイコロをふる。
その数字と、5人のキャラクターの能力を比較し、ある条件ならは、、、

Dさんは、何か微かな音に気づいた。

、、、言ってみたりするんです。
すると、やはり5人は警戒するでしょう?
そんなふうに、PC上でやっているRPGを、全て人力でやるのがTRPG。
その昔、コンプティークというパソコン情報誌があって(今もありましたっけ?)、そこにD&D誌上ライブという企画で、上記のような流れを連載していたんですね。
RPG小説とゲーム・レビューの中間的な発想で、凄く面白かった。
、、、って、これ22年前の事ですか(笑)
そこから、巡り巡って、例の「ロードス島戦記」が誕生するわけですけどね。
読んだもんなぁ、小説の方も。
まぁ、今となってはTRPGなんて、知らない人の方が多いのでしょうけども。
でも、やはり、リアルで人と人が進めるRPGは、ハマるとかなり面白いですよ。
DMの進行・演出の腕前と、参加者が、どれだけ恥ずかしがらずにキャラクターに成りきって演じれるか、、、というところなんですけどね(笑)、、、「ロール・プレイ」ですからね。

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