「2ちゃんねる」という待避所

「2ちゃんねる」というホームページがあります。
インターネットをされている方は、少なからず「2ちゃんねる」という言葉を目にしたことがあるでしょう。
「2ちゃんねる」
http://www.2ch.net/
今さらですが、もし御存知ない方のために、「2ちゃんねる」の簡単な説明をしてみます。


「2ちゃんねる」は、通称“ひろゆき”氏(たまにIT関連のTV番組で出演していたりしましたね)が運営・管理する掲示板なのです。
ちなみに、ひろゆき氏のBlogは、こちらです→「元祖しゃちょう日記」
おっと、話が脱線しましたが、、、「2ちゃんねる」はひろゆき氏が運営・管理する掲示板なのですが、その掲示板の数が半端ではありません。
「2ちゃんねる」には、“巨大掲示板群”という形容詞がつくほどの掲示板なのです。
まず、“社会”、“ニュース”、“文化”、“政治”、“テレビ”、“PC”などの大きく数十種類の大カテゴリーに分類され、そのカテゴリーごとに更に分類された小カテゴリーが存在する。そして、その小カテゴリーごとに数十の掲示板が立ち上がっている。この掲示板を「2ちゃんねる」ではスレッドと呼んでいます。
誰か個人が運営している掲示板とは、大きく違うのです。これら小カテゴリーについて、多くの私達[匿名]の人達が議論しています。
「2ちゃんねる」は、ここ最近のニュースに取りだたされる事が多いわけですが、記憶に新しいところではファイル共有ソフト「Winny」の開発者の逮捕。このソフトの開発は、「2ちゃんねる」上の掲示板で進行されていたからです。また、以前にあった当時17才の青年が犯したバスジャック事件。この青年は「2ちゃんねる」に書き込みをしていた人物であり、犯行直前にも新しいスレッドを立てていた。「2ちゃんねる」に書き込みする多くの人物が、この青年の実名と写真を数日のうちに公開し、少年法との兼ね合いで議論になった。。。先日の長崎の事件でも、どこまで真実かは不明ですが、加害者の画像が「2ちゃんねる」から流出しました。
(話はそれますが、被害者より加害者を守る、現行の刑法・少年法はフに落ちないですが)
今では各マスコミや警察も、「2ちゃんねる」での情報には目を光らせるほどの、ある意味、日本で一番早く情報が流れる存在となってしまった。
「2ちゃんねる」は、たぶん国内で最大級の人物が集まり、一日に数百から数千の発言が書き込まれる、巨大掲示板群。
企業の隠ぺい工作が暴露されたのも「2ちゃんねる」。個人の訴えが日本の一部上場企業を謝罪まで追い詰めたのも「2ちゃんねる」。
良くも悪くも、「2ちゃんねる」はインターネットを使う人間の縮図のような気がする。
「2ちゃんねる」は[匿名]性が強く、これが問題とされているのですが、これには少し反対をしたい。[匿名]性はインターネットの長所なはずだからです。もちろん、[匿名]性は時には犯罪を起こす危険性もあるでしょう。実際、「2ちゃんねる」上には事実無根な誹謗中傷も多い。企業が「2ちゃんねる」に対して、損害賠償請求をするケースも多く、運営・管理するひろゆき氏は、全ての裁判に敗訴した場合、その賠償金額は数億円になるとか。。。
ただ、ひろゆき氏が言っていて正論だなと思うのは、問題は「2ちゃんねる」ではなく、それを利用する「個人」にある、、、と。
ただ、まぁ、「2ちゃんねる」は掲示板の集合体。それ以上の機能もサービスもありません。インターネットという情報端末を手に入れたなら、一度は訪れてみる事をお薦めします。純粋に色々な話題に対して議論しているスレッドも多いわけですから。
P.S.
インターネットを始めて、ネット上で色々と知り合いになり、あくまでもネット上で親切な関係があると思いますが、「2ちゃんねる」ではそのような理屈は通用しないという事は心に留めておいて下さい。本来、[匿名]性を利用するインターネットは、自己防衛できる知識がないと使い物にならないという事ですから。

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