開門

ちょっと意外でしたけど、諫早湾干拓問題に関してこんな判決が出たみたい。

これ、何時だっけ、、、1997年?
あの水門が、バンバンバンッて閉まっていく映像を観たのって。。。

なんかねえ、あまり良い気持ちはしなかった事は覚えてます。

今回の判決、なかなか思い切った判決が出ましたね。個人的には素晴らしいと思う。

国家公務員のする事は、「失敗しない」とか「必ず正当」が基本前提にあるでしょう?
どんな失敗しても、そう簡単に責任が問われない。

この事業って、2,000億円ぐらい使ってるんだっけ、、、もっとか。
全部、私達の税金ですよね。

お金の問題もあるけど、地元に住んでいる方々で漁業を営んでいた人も、諸々の理由で干拓事業に参加したりして陸に上がった人達も多いわけじゃないですか。
漁業から農業に転身した方々とか。
いやまて、と。漁業を続けて、干拓に反対する人達もいて。

地元で、同じ漁業仲間だった人達をも分断する事にもなったわけでしょう。

これで、どれだけの方々の人生設計が狂った事かと思う。

そして、今の今まで置き去りにされてきた自然環境への問題。
この判決では、明確にその因果関係を認めているみたい。

これ、控訴するのかな。
するんだろうなあ、やっぱり。

そういえば、近畿圏でも4つほどダムを造るとかいう話が、また浮上しているようですし。
まあ、もう本当に、税金を自分のポケットマネーとしか考えてない人達が多過ぎです。
大阪府の議会の人達とかさー(笑)、、、倒産している会社に雇ってもらっているだけでも感謝すべきなのにね。

裁判員制度もさ、こういう国家事業に絡んだ裁判にも参加できるようにして欲しいよね。

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