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漫画週刊誌を読まなくなって20年ぐらい経ちますが(笑)、週刊少年サンデーに連載されていた「金色のガッシュ!!」の作者が、週刊少年サンデーの発行元である小学館を提訴した。。。というニュースが少し前に報道されました。

報道では簡単に

週刊少年サンデー編集側の原稿紛失による、、、

という書き方をしているぐらいでした。

裁判沙汰になるぐらいなのだから、原稿紛失がどうとか、その賠償金額がどうとか、それ以前の話で色々とあったんだろうなぁ、、、なんて思いつつ、そのままスルーしていたのですが。

たまたま、作者のブログを読む機会があって、そこに事の経緯が語られていました。


「雷句誠の今日このごろ。」(株)小学館を提訴。

もちろん、小学館「少年サンデー」編集部側も、これを認めていません。

思うんですけどね、、、前にも同じような事を書いたのですけど、、、,漫画家に限らず、「モノ作り」している人達ね。
目に見える「モノ作り」もあれば、目には見えない「モノ作り」もあると思うけど。

自分も仕事で「モノ作り」の端くれとしてやってるのですが、、、

そういう「モノ作り」を簡単に出来ると勘違いされている世の中になって来たなと思うんですよ。
プロとかアマとか趣味とか、そう枠とか比較とかじゃなくて。

まあ、色々と便利な世の中になって、例えばパソコンとソフトウェアを揃えたら、なんだか色々な事が出来てしまう。そういうツールがあるから、簡単に出来るよね、、、っていうのは、また違う話なんですよね。

そこの境界線を意識してないというか、見えてないというか、、、

どんなに便利になっても、所詮、ただのツールなんですよ。
それを活かす人間がいて、初めて意味を成すのであって。

そのツールがあるから、万事OKって事じゃない。

なんかねー、「モノ作り」する人の価値というか、どんどん低く見られている。
ツールあるから、そこの通りすがりの人でも出来るじゃん、、、的な。そして、結局はコスト下げろとかいう話になったりして。

仕事、、、それで生活の糧を成しているのがプロだとは思うのですが、、、仕事だと限られた時間とか限られたツールとか、何かしら「限られた」制約の中で進めるわけでしょう。その中で、意味を成す事をやっていくわけでしょう。

そういう事の方が、よっぽど重要だとは思うのです。

結局、人と人の繋がりがあって、初めて「モノ作り」な仕事も出来るわけだから、、、まあ、仕事に限らず全ての事に言える事なのでしょうけど。

週刊少年サンデーなぁ、昔、毎週買ってたのよ、20年前。
「うる星やつら」とか「タッチ」とか、リアルタイムで連載されていた頃に(笑)

なんか週刊少年ジャンプの、ぐでんぐでんになっていた「ドラゴンボールZ」を思い出した、、、(笑)

さてさて、この裁判、どうなりますやら。

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