九段理江 『東京都同情塔』

Book

九段理江
東京都同情塔

(新潮社)

モジュラーおじさん :
【2024年の芥川賞受賞作品、九段理江 著『東京都同情塔』の内容を要約して。】

AI-built :
【『東京都同情塔』は、日本の架空の未来を舞台にした芥川賞受賞作品です。主人公は建築家で、犯罪者らが快適に暮らすための高層タワーをデザインします。作中では、生成AIとの対話や、社会に浸透する軽い言葉についても描かれています。この作品はエンターテインメント性が高く、多くの読者が楽しめる作品と評価されています。主人公の違和感や力強い生き様が物語を引き立てています。また、生成AIの一つであるChatGPTを活用していることも明かされており、AI時代の言葉についても考察されています。

『東京都同情塔』は、日本の架空の未来を舞台にした芥川賞受賞作品です。主人公は建築家で、犯罪者らが快適に暮らすための高層タワーをデザインします。作中では、生成AIとの対話や、社会に浸透する軽い言葉についても描かれています。

この作品はエンターテインメント性が高く、多くの読者が楽しめる作品と評価されています。主人公の違和感や力強い生き様が物語を引き立てています。また、生成AIの一つであるChatGPTを活用していることも明かされており、AI時代の言葉についても考察されています。

「東京都同情塔」は、AIと人間の言葉の違いや、社会の分断、言葉の力をテーマにしており、新しい時代の視点から日本の未来を描いています。九段理江さんは、AIの可能性と人間の創造性についても語っており、この作品はAIと人間の共存を考えさせる一冊となっています。■】

ん〜、これでもう良くね?(違)

本を読むのは、〝それなりに〟好きで、そんな幅広いジャンルを読んでいるわけでもなく、ごく限られた本当に自分の好みの範囲で選んで読んでる程度なんですが、今回はテキスト生成AI〝ChatGPT〟をアイデア出しや、実際の作中にも利用した事で話題になった、普段だったら絶対に読まないであろう文芸作品、そして芥川賞受賞作品九段理江 『東京都同情塔』に興味があって、読んでみることにしました。

いやぁ、文芸作品なんて、高校の授業以来、読んでないかも(笑)

なので、読み始めても、なかなか頭に入って来ない。
「あぁ、私には難しすぎたのかも」と思いつつ、半分ぐらいまで読み終えたところで、なんとなく面白くなって来た。

で、こりゃさすがに1回読んだだけでは、何にも感想が出て来ないな、と思って、2周目。

んー、私の言語理解力では、まだ半分も頭の中に入って来てない感じですが、久しぶりにこんな感じの文芸作品を読む機会があったのは良かったです。


感想というか、、、作者自身の答えは別として、文芸作品だし読んだ人が自分の感想というか答えみたいなものを妄想するのが正解だと思うんですけど、話の半分も頭に入ってない状態で感想もどうかと思うのですけど、個人的な感想みたいな事で言うと。。。

〝シンパシータワートーキョー〟みたいな、よくよく考えたら何の事だか意味不明でありながら、意味ありげに使われるカタカナ言葉に対する違和感から、〝東京都同情塔〟という言葉へ繋がる部分があると思うのですが、その後の主人公である建築家の苦悩を考えると、そのまま〝シンパシータワートーキョー〟の方が幸せだったりではないかと思ったりしてます。

まるで桃源郷のような刑務所である〝シンパシータワートーキョー〟=〝東京都同情塔〟の中は、相手を蔑んだり傷つけたりする事も無く、むしろ「あなた達も被害者」という位置付けな世界は、読んでいて、まるで現代のAIが作り出している世界だなぁ、と。
差別的だったり、殺人に加担するような情報はブロックするように仕組まれていますよね、今のAIは。
(たまーにバグって、よからぬ事を口走ったりしてますが)

でも、そんな桃源郷って、「どうなの?」って思うんですね。
別に、それが刑務所だから、犯罪者を被害者と同様にするな、とか、そんな話ではなくて。

まるで人間の本質をブロックして、建前だけでがAI化された、というか。

「同情」って、ある意味、上から目線の言葉でもあるように感じるんですよね。

〝シンパシータワートーキョー〟って言うと、なんのこっちゃわからん、で済む話が、〝東京都同情塔〟と読むだけで、私には何処となく差別的な言葉に感じます。

なので、もしかしたら作者の言わんとしてる事とは真逆になってしまうかもしれませんが、私には〝東京都同情塔〟が目指す桃源郷こそが差別に繋がるような気がして、言い換えれば、AIが作り出す〝生成〟ナンタラ、という世界も同じく、桃源郷のようで実は差別に満ち溢れているのでは、という思いになった次第。

いあ、、、書いてて、私自身が書いてるこの文章の意味が、さっぱり分かってませんが(笑)

あ、あと。小説の中のAIの話ではなく、実際のリアルな現在進行形のAI技術に関して言えば、「どんどん使ってみようよ」というスタンスです。あくまでも〝ツール〟として使ったもの勝ちだと思ってるので、個人的にAI技術に対する批判は無いです。

あくまでも、この作品の中で描かれる世界観というか、その中の範囲で、という話です。

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