モジュラーシンセ考察 : マルチプルを制する者はモジュラーシンセを制す

モジュラーシンセ

モジュラーシンセ考察』ネタ、元々facebookに思いつくままに書いていた内容を、ブログの方にも転記していたのですが、もう無いかなと思っていたら、ショート記事でマルチプルに書いている記事があったので、こちらにも転記しました。
記事自体は、2016年4月に書いたものなので、今から6年前。6年も経って状況も変わってますから、今となってはマルチプルの重要性を感じる事は少なくなりましたし、持ってる人の方が少ないんじゃないでしょうか。

私も使う頻度はめっきり減りました。


今は1モジュールで複雑奇々怪界なCV生成するのもあれば、1モジュールでKORG M1目指してるのかオマエ的な多機能モジュールもある中で、マルチプルを使う場面は少なくなって来てるとは思います。
 
が。
 
多機能モジュールは、それ1基で完結しまう事もあるわけで、そのようなモジュールを多用したパッチングというのは、往々にしてモジュラーシンセでありながら直線的な考え方になりがちのように思えて、そこに「脱線」したり「寄り道」したりする要素が少ないというか、そもそも、そういう多機能なモジュールだけで頭の中がいっぱいいっぱいで、そこで終わってる感じが、最近はします。
 
私も今は、それほどマルチプルを使う場面は少なくなりました。
が、ライブセットには常に2基のマルチプルは入れています。
 
マルチプルが発想の脱線・寄り道、時には飛躍させてくれるからです。
 
「モジュール」としては、けっして重要視されるタイプではありませんし、実際に私のライブで重要視されるモジュールは他にあります。
しかし、まだDoepfer含めて、2,3社しかユーロラックモジュラーを手に入れる事が出来ない頃に、飛び道具や多機能モジュールも皆無な時代に、ライブで限られたスペースとオーソドックスなモジュールで、30分40分どうライブやって展開作るのか。
 
そんな時に、マルチプルの存在は重要でした。
 
「モジュール」として重要ではなくて、モジュラーシンセならではの思考にさせてくれる、そんなモジュールというか。
 
モジュラーシンセで最もシンプルなモジュールであるはずのマルチプルですが、よくよく考えるとモジュラーシンセ以外でマルチプルのような機能を備えたシンセって、あまり見た事がありません。
 
なので、マルチプルを説明しても「?」って顔をされたり、「それが何の役に?」みたいな雰囲気になったりします。
 
上手く説明出来ないのですけど、モジュラーシンセを扱う思考に、少なくとも私はマルチプルの存在は大きかったなぁ、と思ってます。
 
たかがマルチプル、されどマルチプル。


マルチプルをやたら所有していた記事です(笑)

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