がもよん〝とりから〟第二次大戦勃発

がもよん

一時期、蒲生四丁目の交差点を中心にして、徒歩1分圏内に大手ドラッグストアが4店舗もありました。

「何、考えてんの?」
「そんな、要らんし」

という感じでした。
が、まもなく1店舗が撤退して、現在は3店舗です。

まあ、それでも3店舗もあるわけですが。。。

そして、そのうちの2店舗が、なんと城東商店街の中にあります。

今回の〝とりから〟大戦に参戦して来たE店を挟んで、その2店舗はあります。

1店舗で十分な大手のドラッグストアが、ほぼ隣同士で2店舗ある事で、どうなったかと言うと、元々商店街にあった、昔ながらの薬局店の1つが閉店されました。

確か、私の記憶では、その後、また違う小規模なドラッグストアが入られたのですが、ほどなく続いて閉店された。
商店街に古くからある薬局店は、現在1店舗だけ、細々と経営されている感じです。


私が、がもよんに住み始めて、今年で21年目となります。
21年前を思い出すと、大した店もなく、特に特徴も無い街だったと思います。

それが、この20年で特に飲食店舗が急増しました。
居酒屋店舗だけではなく、フレンチやイタリアン、中華にスペイン、日本料理。カフェやベーカリー、スイーツ。ラーメンにお蕎麦、たこ焼きに鉄板焼き etc…..

がもよん周辺で、大半のカテゴリーの飲食は済んでしまうぐらい、バラエティー豊かになった。

でも、これはほぼ、ある特定の不動産会社の戦略もあっての事で、そうやって増えた店舗が横の繋がりを持って、ミーティングなんかも続けて、店舗同士が連携したイベントも年に数回は開催されるようになって、それで外から人が集まって、という、良いサイクルが生まれて来たと思います。

地元店舗主催の音楽祭も開催されましたし、その辺りでは私もお手伝いさせてもらった。

その反面、城東商店街の中はどうだったかというと、この20年、進展があったという印象はありません。
20年前と比べても、シャッターが閉まったままの空き店舗は多いままですし、先程のドラッグストアの話のように、家賃収入だけを優先させたような印象が強く、色々なタイプやカテゴリーの個人経営だったりする店舗が集まった、という商店街らしさから遠ざかる動きしか感じません。

商店街の中、2店舗のドラッグストアが出来る際には、内情を知る由もありませんが、昔からあった魚屋さんとか、何軒かが商店街から無くなりました。

商店街から一本筋を離れた場所には、ぽつぽつ色々なお店が出店されて来たりしている現状はあって、商店街の中にお店を構えるという選択肢もあったとは思うのですが、商店街の中には入らずに、そのちょっと外側、徒歩で数十秒圏内でお店が出来たりもする。

理由はわかりませんが、もちろん家賃の条件は大きいでしょうし、それ意外でも条件面で理由はあるかもしれません。

城東商店街で20年前と、唯一良い方向で変化があったのは『夜市』です。
毎年7月だったかな、2週続けて週末開催されているのですが(去年、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止ですが)、始まったのは何年前かな、5,6年前?、とかかな。

ちょっと始まった年は忘れてしまったけど、当初は人もガラガラでした。

が、この2,3年は凄い人で、商店街の中を、まともに歩けないぐらいの人が集まるイベントに成長しました。

商店街にこれだけ人が集まるポテンシャルがあるのですから、もっと色々なタイプやカテゴリーの店舗、特に若い方々にチャンスや自分のお店を持つ機会、そして経営者として育てる、という観点からで、柔軟な発想や対応で、商店街の中に新しい店舗を増やす努力はして欲しいなと思います。

古き良き商店街はそのまま、発想や対応は保守的にならず、時代に合わせて変化をしていって欲しいですね。

大手複合施設には無いポテンシャルを、商店街は持っていると思いますから。

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