モジュラーシンセ考察
えーと。。。
箱庭的な、何か。
とりあえず、ある程度の機能と種類のモジュールが揃っている事が前提の話にはなってくるのですが。
以前、宮地楽器さんが開催していた、3基のモジュールだけで何かしら表現する、というのもありましたが、ここではもう少し複数のモジュールを使った場合、という前提の話。
うーん。
とりあえず84HPぶん(ケース1列分ぐらい)のモジュールがあるような、そんな前提。
これだけのモジュールのセットとパッチングで、何が出来るだろうか、という事をアレコレ思案しながらパッチングするのが面白い。
以前、implant4さんで、Kilpatrick Audio PHENOLを触っていたのですが、、、これは84HPぶんのユーロラックモジュラーに比べたら、機能的にはもっと少ないわけですが。
それでも、PHENOLだけでパッチングしていく、、、こう、ある程度ちゃんとしたフレーズ的なものを取り出したい。フレーズ的なものが、ちょっとしたツマミのバランスで違うフレーズになったり、音色変化を起こすようにしたい、と。。。
付属しているパッチケーブルだけでは足りず、パッチケーブル追加しましたが、なかなかどうしてどうして、PHENOL本体だけで、ちょっとしたフレーズ素材として色々とサンプリング出来るぐらいのフレーズを色々と作れた。
以前、ナカイ楽器さんでREON C1モジュラーで色々とパッチングしてまして。
1VCOでキックとベースラインを同時に鳴らす方法を用いて、2,3音重ねながらフレーズ作ってた。くー、あとエンベローブモジュールが1基あれば、VCAが1基あれば、、、と思いつつ、うんうん考えながらやってました。
私の使ってるユーロラックモジュラーも、今は所有しているモジュールも激減して(笑)、基本、1つのラックケースに今一番使いたいモジュールが入ってさえいれば、それでいいか、という感じになってます。
その限られた範囲で、アレコレ考えてやる方が面白い。
それ以上の事やりたいんだったら、DAWとソフトシンセ立ち上げたら、それで間に合うし(爆)
モジュール単品を買う時点で、既にその人の個性が出ている。
買ったモジュールをラックケースの、どの位置に組み込むかで、更に個性が出ている。
組み上がったモジュールのパッチングで、更々に個性が出ている。
モジュール個々のツマミ調整で、更々々に個性が出ている。
パッチケーブルの長さ、使う色でも、その人の個性が出ている。
そこから始る思考実験と音の連動が、個性の結果として現れる。
やっぱり、モジュラーシンセは音に辿り着くまでの思考回路が面白い。
42HP
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