モジュラーシンセ考察 01

モジュラーシンセ考察

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モジュラーシンセ考察

、、、というか独り言かw

まー、今年のナムナムは、これまでにもましてユーロラック仕様のモジュラーシンセや各種モジュール、ケースの話題が出ていますねぇ。。。
(これは2016年のNAMM showをうけての記事になります)

大手メーカーとしてはRolandの参入や、会社の規模としては小さいけどシンセのブランドとしては人気のwaldorf、E-mu創業者の新たなブランドとか、、、etc…

従来のメーカーも新規モジュールを色々と出して来ているし。
Web記事とか雑誌の記事でも、一般的なシンセを紹介する記事より、ユーロラック系記事の方が増えそうな感じですよね、、、

という感じで、外野から冷めた目で眺めてますw

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自社のオリジナルなシンセエンジンを開発するコストと、既に30年以上前に技術的確立されたアナログ仕様のシンセを現代技術で開発するコスト。
一般的なシンセのシャーシをデザイン開発するコストと、前面パネル以外は基板剥き出しでなんら構わないユーロラックのコスト。

もちろんニッチな世界なんで。
幾らコスト掛かんないっても、そんなホイホイ売れるもんではないけど。

どちらにしても、シンセ買う時の選択肢が狭まるのは、回り回って私達ユーザーの首を絞めるだけで。良い事はおこらないでしょうから。

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モジュラーシンセを欲しい欲しいって言う方の大半が、まず買いませんから。
別のシンセ買いますし。
大手がユーロラックに参入しても、後発組メーカーは「これからモジュラーシンセ始めます」という新規ユーザー開拓しないと、なかなか製品を出し続けるのは難しいと思う。

そういう意味でも、1年後のナムナムの時点で、ずっとユーロラックの製品開発と発売しているかどうか、そこが気になってますねぇ。

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Rossum Electro-Music。デザインはE-muのツマミが復活してて、微妙に胸メタメタですねw
が、やっぱ横幅デカイwww
あと、7万超えてきそうな感じだなー

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Rossum Electro-Musicのシーケンサー系のモジュールもそれっぽいんですが。
所謂、1モジュールの高機能&多機能化。
これ、その行き着く先はKORG M1なんですけどw。どうすんでしょうね。
KORGがユーロラックのM1出せば、1モジュールでマスタリング直前まで、とかwww
というか、3UラックのPC組み込んでDAW動かせば。
もう、他のモジュールいらねーじゃん、という。

1モジュールの高機能&多機能化は、モジュラーシンセを再び殺す事になるでしょう。

まあ、皮肉を込めて書いてますがw

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1アイディア1モジュールで、価格帯も安く。
そんなモジュール達が複数集まる事で、各モジュールの設計者でさえ想像出来なかった使い方や音が生まれる面白さが、モジュラーシンセにはあると思ってるから。

なんていうのかな。
例えば、、、Doepfer A-100-BS2、これ1セットだけでノイズとドローン以外のライブやってみそ、出来るか?、出来ねーだろ?、、、いや、出来るぞ、と。そんな感覚はいつも持っていたい。

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まぁ、考えてみたら、5年ぐらい前までは、Doepferのモジュールだけで6Uでライブやってたんだから、今は凄くモジュールの機能に頼ってるよなぁ、自分、、、という反省点も込めて。

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サンクラに残ってるコレ。

写真にあるとおりで、モジュラーシンセとしては6Uのセットで、Doepferのモジュールしか入ってなかったと思う。エフェクター3台使ってるけど、ここはもう、少しエフェクターに助けてもらおうというwww、、、でも、当時、どうやってたんだろうな。
たぶん、6Uでやってた頃としは最後の方だと思う。この後、9Uのセットになっていったんだと思う。

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なんでもそうだけど、シンプルなものをシンプルなままに使って、複雑に見せたりカッコ良く見せたりする方が難しいよね。

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