違反だらけ

天下り役人の老人ホーム先となっている、日本音楽著作権協会(JASRAC)が起こしていた訴訟で、インターネットを利用している私達にとっても、ちょっと他人事とは思えない判決が出てしまいました。
「音楽保存サービス:ストレージ利用は著作権侵害 東京地裁」
GIGAZINEでは、判決に批判する論評がアップされました。
ふんむ、、、
この判決を出した、高部真規子裁判長って。。。
ああ、、、JUST SYSTEMの「一太郎」アイコン問題で、とんでもない判決を下した人なんだねぇ。
もちろん控訴審判でJUST SYSTEM側の逆転勝訴になったわけですが、、、
なんだろうなぁ、、、ITというか今の時代にあったテクノロジーに精通した裁判長で無いのは確かなようですねぇ。


これだと、、、例えば私がタワーレコードで2,300円出して買ったCDを、自宅の自分専用のパソコン上でmp3にして(個人利用の範囲なので、ここまでは問題無いと)、このmp3のファイルを契約しているプロバイダのWeb(ホームページ)スペースにFTPでアップロードして(但し、私以外の外部からmp3へアクセス出来ないよう、所有権を設定する事が条件)、それを会社のパソコンにダウンロード出来る状況(、、、実際に出来るとか行動したとかではなく)だけで、このプロバイダは著作権違反になってしまう。
mp3に限らずjpegやgif等の画像ファイル、html内のテキストでも、同じ理屈になってしまう。
個人利用の範囲を超えた場合、、、不特定多数がアクセス可能とか、、、そういう状況下であれば、それらのファイルをアップロードした本人に著作権違反があったという判断も成立するかもしれませんが、今回はあくまでもアップロードした本人しか利用できない状況下で、それならサーバを管理していた連中を著作権違反にしようなんて、かなり乱暴です。
こんな事で訴えられて著作権違反が成立しちゃうようであれば、ホームページ・サービスは全て停止せざるおえない事になっちゃう。
どうすんでしょ、コレ?
日本国内の、、、例えばWebサーバにアップされている天文学的な数になるファイル1点1点を、調査するんでしょうか。
外部からネットワークで使えるサーバとなると、サーバ自体の数も天文学的になっちゃうよ。
もちろん、インターネット上には距離が無いから、海外のサーバにファイルを置くようになっていったら、その方が大きい問題に発展していく要素があると思うんだけどなぁ。
で、、、
どうすんでしょ、コレ?

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