公的支援

そういえば、「なんか引っかかるな」と思ったのが、アスベストに関する国の支援。
私の印象では、薬害エイズ問題にしても古くは水俣病にしても、その他の公害問題についても、基本的に国は自らの責任を認めようとはしなかったでしょう。
長い長い裁判をして、その間にも多くの方が犠牲になって、それで結論が出たり、、、今でも裁判が続いてる問題もあるわけで。
それなのに、このアスベスト問題は、国が進んで色々と(今までには考えられない)手厚い支援を打ち立てている。
あと、今、問題になっている建築偽造問題。
住み替えを余儀なくされた方々にも、国が多くの支援を出すようだ。


これって、“人災”ですよね。誰かしらの責任が問われる問題。
少なからず、そういう物件を選んだ側にも責任はあるわけですよね。これは言いたくない事なんですけど。。。もし、自分がその立場だったら怒ると思うのだけど、やはり責任はある。
だから、どういう支援を受けても二重ローンは避けられない状況だとは思うので、そのあたりで責任なんだろうとは思う。
でね、阪神淡路大震災にしても数年前の台風被害にしても、これは“天災”でしょう。
誰かの責任を問える状態じゃないわけですよね。そこに住む人達にも、落ち度なんて無いと思うのですよ、少なくとも上記のような偽造問題よりは。
しかし、こっち(天災)は、公には解体費用しか出ない。
なんだろう、これ。
凄く引っかかる。。。
アスベスト問題にしても建築偽造問題にしても、大事になると色々と政治的にややこしくなったり、出したくない人の名前を出す必要性が出て来たり、色んな裏があるのかなぁ、と。
とりあえず、国の支援って事で現金を渡して黙らせておこう、、、という感じがしてしまうのですが、、、

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