日本一周一人旅アーカイブ 1992-1993 vol.07

日本一周一人旅アーカイブ

今から28年前。1992年〜1993年に掛けて、約2ヶ月間の駆け足で巡った日本一周一人旅を、当時の旅日記と残っていた資料、そして遠くなった記憶を頼りにアーカイブ化していきます。
ただ、さすがに記憶が曖昧なのと、28年前にもなるので、もう今は存在しない場所や建物、宿泊施設。また廃止された路線等もあるかと思います。また地図を載せている場合も、正確な移動ルート等を現していません。
アップしていく写真も、今から28年前のプリントをスマホで撮影しています。現在とは様子も変化している事でしょう。
このアーカイブ化していく情報は、全て28年前の情報となります。
当時の事を、旅日記をメインにして簡単にまとめて行きますが、もしかすると記憶違いな事を書いてしまう可能性がありますので、ご理解頂ければと思います。

1992年8月21日(金) / 雨

あ〜、雨だ。。。
 
朝食に行くと、昨夜の温泉で出会った人達以外に数名いて、みんな一人で来ているらしかった。
温泉で入りながら話をした人は、東京で病院勤めをしているそうで、1週間の休みで里帰り中に立ち寄ったそうな。
 
旅館を後にして郵便局に寄ってから、バス停へ。
バスを待っていると、先ほど話をしていた東京から来たという方も来られた。
 
花巻駅へ向かうつもりが、間違えて新花巻駅(新幹線との接続駅)行きの急行バスに乗ってしまった。。。
ま、いっか(笑)
 
新花巻駅で、旅館と一緒だった方と別れて、さて、どうすっかな。
個人的に気になっていた、宮沢賢治にまつわる観光スポットに行きたいと思っていたのですけど、『イギリス海岸』や『羅須地人協会』へはバスの本数も少ないみたいだし、歩くには遠いし、タクシーだと片道1,000円超えるみたいだし、、、
(今から思えば、1,000円ぐらい出して行けば良いのに、と思うよね)
 
そして近くにして唯一? 歩いて行ける範囲に、『宮沢賢治記念館』があり、とりあえず行ってみる事に。

宮沢賢治記念館と三陸鉄道

37歳という短い人生にもかかわらず、特に作家として多くの人に、その〝名前〟ぐらいは知られているであろう、宮沢賢治と作品の数々。
でも、私が特に興味があったりは、農学や物理学といった、科学者としての側面で、そういった方面の資料も沢山と展示や説明があったので、宮沢賢治記念館に行って正解でした。
実は、しっかりとした科学的根拠に基づいたファンタジー作品だったという事がよくわかります。
 
新花巻駅に戻って、次は釜石駅へ。再び、三陸リアス式海岸へ向かいます。
釜石駅で乗り換えて宮古駅まで。
ちょうど釜石駅は、三陸鉄道南リアス線の終点にもなっていて、なにやら洋風なイベント列車が停車していた。
  
どうも〝海の博覧会〟?のようなイベントを開催しているらしく、明日22日は宮古の浄土ヶ浜でJAZZコンサートがあるらしい、、、ちょっと行けそうにないけどね、残念。
 
宮古駅に着いて、さっそく宿探し。意外と直ぐに決まった。
宿で風呂に入ってた時に、一緒になった人と、世間話。
 
外は、まだ雨が降っている。

移動距離 : 約162km
台温泉 〜 新花巻駅 〜 宮沢賢治記念館 〜 釜石駅 〜 宮古駅

注意 : Googleマップ仕様の関係上、下車等せず通過した地点も記載したルートになっています。また、当時の正確な移動ルートを再現しているものでもありません。〝大凡〟のルートになります。


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