モジュラーシンセ考察 21

モジュラーシンセ考察

あわわ。
金田一さん、事件ですよ。
どうしたんですか警部、こんな朝はやくから、、、
 
という、毎度お馴染みなオープニングはさておき。。。
 
 
とりとめもなく、モジュラーシンセに関するアレコレな事を書き綴り、特に役立つ情報も無く、オチする存在しない〝モジュラーシンセ考察〟。
 
先日の某イベントへ遊びに行った時に、お話しをしていた事について、アレコレ知ったふりして書いていこう。
 
モジュラーシンセは、極端な事を言うと、2つの現象しか作り出せない。

・ひたすら決められたパッチングからの規則正しい無限ループ
 (正確な意味での〝規則正しい〟わけではないが)

・ランダムによるランダムの為のランダム無限地獄

、、、という、どらか。
 
で、モジュラーシンセの何が面白いかって、この2つのさじ加減、バランスなんじゃないのかな、というお話しが出て来たのです。
 
規則正しいループは、こちらの意図したパッチングから生まれてくるものなので、それは狙い通りになって来るし、もちろん狙った上でパッチングしているわけなので、こちらの意図したものが生まれて来る。
 
逆に、ランダムな要素だけで組まれたパッチングは、確かに意図的にランダム要素を入れているので、その事自体は狙い通りと言えるのですが、そこから生まれて来るものは、必ずしも狙ったものとは違って来る。「違う」というか、そこはランダムなので常に変化し続けているので、何が生まれるか、よくわからない。
 
この2つの要素を混ぜる事で、規則正しい中に一定のランダム性、またはランダムの中に一定の規則性(または条件)を入れる、という事が出来るわけですね。
更に、これらのバランス自体が規則正しく変化するのか、またはバランス自体もランダム化するのか、、、
 
このバランスをどうするか、というところに面白さがある、と。
 
ただ、こういうのって音の出るモジュール、例えばオシレーターとかであれば、動画でも観れば「おー、良い音してる」とか、フィルターでもそうですよね。結果がイメージしやすい。
でも、この手のモジュールというか使い方みたいな事に関して、動画とか観ても、たぶん、、、
 
「で?」
 
っていうぐらいの感想にしかならないのだろうなぁ、と(笑)
それに、何かしら単独モジュール1基だけで得られる結果でもないので、幾つかのモジュールのパッチングとバランスから生まれて来るものになるから、なかなか目で観て「あぁ、なるほどね」みたいなコトになりにくい。。。
 
まあ、やってる本人は楽しいので、それで良いんですけど(爆)

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