電音ハッカーズ vol.7.5 考察

モジュラーシンセ

3月24日(日)に開催する『電音ハッカーズ vol.7.5』。
私は〝モジュラー漫談〟というお題?で、モジュラーシンセ・ワークショップをする予定です。
楽器屋さん等が主催するシンセ系ワークショップよりも、もっと砕けた感じで、役立つ話や知りたい話はもちろん(大丈夫かなぁw)、時にはタブーな話題まで(爆)、垣根無くお話し出来ればと考えております。
さてさて。
何処まで期待にお応え出来るようなお話しが出来るか、、、という感じでございますが、以下のような話題を中心にしてアレコレとお話しをしてみたいと思っています。

目的

モジュラーシンセのワークショップは、これまでにも参加させて頂いた事がありましたが、どうしても短い時間の中ではお伝えしきれない部分が多くありました。
また、モジュラーシンセ自体の使い方やパッチングのやり方が、主なテーマになる事も多く、そもそも「モジュラーシンセって何?」という、一番最初といいますか、スタートになるような部分、そもそもの魅力とは、みたいな部分を体験できるワークショップは無かったように感じていました。
今回は、単独イベントとして開催出来る為、90分ほどの時間を使って、その辺りを中心にやっていこうと考えています。
その為、既にモジュラーシンセ持ってる使ってる、という方には、つまらない内容になるかもしれませんが、これからモジュラーシンセを使ってみたい、とりあえず少しは興味ある、そんな方には、一つの考え方として参考になるのではないか、と思っています。
モジュラーシンセ、怖くないですよ(笑)
もし少しでも御興味ありましたら、気軽に遊びに来て下さいませ。
具体的には、以下の項目で進めたいと考えています。

1.モジュラーシンセの魅力と現実

モジュラーシンセって、何処が面白いの、他のシンセを使うのと何が違うの、みたいな話を中心にして、巷でよく目に耳にする「モジュラーシンセは自由度が高い」、「モジュラーシンセならではの音」という幻想に終止符を打ちます(笑)

2.モジュラーシンセは難しい?

複数の色々なタイプのシンセを使いこなしている方でさえ、「モジュラーは難しい」という主旨の発言をしている場面を見掛けたりします。本当に難しいのでしょうか?
結論から言うと〝難しい〟んです。
問題は、その〝難しい〟と考えている部分に、実は大きな誤解と勘違いが潜んでいます。

3.モジュールの種類

巷に出回っているモジュールは、個人製作レベルまで含めると数千種類規模。それらを機能等カテゴリー分けしても、数十種類になるでしょう。これからモジュラーシンセを始めたい、と思った時には路頭に迷ってしまいがちです。でも、視点を変えると、数千種類からのモジュールを、たったの2種類に大別出来てしまいます。

4.モジュラーシンセの信号

モジュラーシンセの記事や製品紹介では、よく〝CV〟、〝Gate〟、〝Trigger(Trig)〟、〝Clock〟、〝Audio〟等々、、、このような記号をよく見掛けます。これらはモジュラーシンセで取り扱う信号で、パッチングされたケーブル上を走っています。こちらも視点を変えると、たったの2種類に大別出来てしまいます。更に、よくよく考えてみたら「1種類でよくね?」という結論に至ります。

5.福沢さん

モジュラーシンセを始めるのに、果たして福沢さんは何人必要なのでしょうか。
50人?、60人?、そんなに福沢さんが必要なのでしょうか?
福沢さん、10人とかで勘弁ならないのでしょうか?

6.パッチングの考え方

「音を出すのに、あんな何十本もパッチケーブル要らんのですよ、1本あれば十分なんすよ」という、モジュラーシンセ使いが決して口走ってはいけないタブー、ここに再び。漫談の持ちネタなので、スイマセン。
が、しかし。
パッチングの考え方としては、最も重要であり、これが理解出来ていれば、後のパッチングはスラスラと出来る事でしょう。
そう、全ては〝その1本〟から始るのです。
上記、3番と4番の内容が、ここで役立ちます。

以上のような内容で進行出来ればと思っています。
ちょっと90分では無理があるかもですが、、、まぁ、出来るところまでやってみたいと思います。
具体的なモジュールや具体的な音には依存しない形で、専門用語?も極力使用は控える形で、お話し出来るようにしたいと考えています。
〝具体的な〟という部分に興味が進みましたら、ぜひライブイベントや楽器屋さんに足を運んで、もっと沢山の情報を集めてみて下さい。

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