オーシャンズ12

観てきました、「オーシャンズ12」
まー、前作もそうでしたけど、あまりハリウッドっぽくない映画でしょ、そういう意味では日本人ウケが悪いのかなぁ、とか思ったりするのですけど、個人的には凄く好き。
お洒落だし、音楽も良い。あえて細かい説明は排除していく、そのあたりは雰囲気でそれぞれで感じてね、という。


今回、“ナイト・フォックス”っていうフランス人の大泥棒が出て来るじゃないですか。で、オーシャン達と対決する。
いやぁ、もう、フランスで大泥棒っていったら、あの人しかいないじゃないですか、、、アルセーヌ・ルパン。ちょうどCLIEで奇巌城を読んだばかりだし(^^;;
ナイト・フォックスも、スマートで紳士、自意識過剰で少し皮肉っぽい。変装が上手く、しなやかな身のこなし、、、うはは、ルパンそのまんまじゃないですか。うーん、確か今年はルパン生誕100年でしょ、記念の映画も製作中らしいし。
こういう事を知ってて、現代のルパン=ナイト・フォックスにしたのかなぁ、と。
アルセーヌ・ルパンを知ってる人は、きっと分かると思う。
そういう感じだったので、なかなか楽しめました。どうにも、このままナイト・フォックスが引き下がる感じがしないので、今回は本編へのイントロっていう雰囲気さえしました。
ただ一つ、個性ある12人を2時間程度の作品の中で、全てきっちりと描ききる事が出来なかった感じがしたのが残念かな。かなり脚本に力を入れないと、駄目なんだろうなぁ。それ以外は、凄く楽しく観る事が出来ました。
P.S.
ジュリア・ロバーツが演ずるテスが、ジュリア・ロバーツ本人と似ているからという理由で、ジュリア・ロバーツに変装して、そこでばったりとブルース・ウィルス(本人)と出くわしてしまうという、例のシーンは反則ギリギリですね(笑)

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