日本一周一人旅アーカイブ 1992-1993 vol.30

日本一周一人旅アーカイブ

今から28年前。1992年〜1993年に掛けて、約2ヶ月間の駆け足で巡った日本一周一人旅を、当時の旅日記と残っていた資料、そして遠くなった記憶を頼りにアーカイブ化していきます。
ただ、さすがに記憶が曖昧なのと、28年前にもなるので、もう今は存在しない場所や建物、宿泊施設。また廃止された路線等もあるかと思います。また地図を載せている場合も、正確な移動ルート等を現していません。
アップしていく写真も、今から28年前のプリントをスマホで撮影しています。現在とは様子も変化している事でしょう。
このアーカイブ化していく情報は、全て28年前の情報となります。
当時の事を、旅日記をメインにして簡単にまとめて行きますが、もしかすると記憶違いな事を書いてしまう可能性がありますので、ご理解頂ければと思います。

1992年9月13日(日) / 晴れ のち 曇り

昨日の夜は、和室(宴会場?)でカラオケしてる宿泊客が煩かったし、朝は朝で隣の部屋で子供がドタバタ煩かった。

朝は少しゆっくりして、小諸駅を10時25分に出発、けっこう乗客が多いな。
篠ノ井駅には11時過ぎに着いた。
あまり時間も無かったけど、ちょっと早めの昼御飯って事で、うどんを食べる。

篠ノ井駅を11時44分に出て、こちらも乗客が多かったけど、しばらくしたら空いてきて座れた。
そして松本駅に12時35分に到着。
ちょうど日本一周を初めて3日目で、松本駅から近い、辰野駅を通っているので、ぐるり巡って戻って来たなぁ、という感じがする。

松本駅から再び、日本海方面へ。
松本駅を12時59分発、信濃大町駅へ向かう。

信濃大町から松本へやって来る上り列車は、けっこう乗客が乗ってて、大半の人が大きなザックを背負っていた。
これから向かう立山黒部アルペンルートや北アルプス登山をしていた人達なんだろうなあ。
逆に、これから信濃大町へ向かう列車には、あまり乗客がいなかった。

途中、北アルプスの山々が見えて来たけど、曇っていてあまり見えなかった。

信濃大町駅には13時50分に到着。
さあ、立山黒部アルペンルート、長野県側の玄関口だ。

信濃大町駅

明日に向かう、立山黒部アルペンルート。
実は、よくわかってない。幾つかの乗り物を経由、乗り継いで富山側へ行くのはわかるんですが、予約が必要なのか、とか。
人気の観光スポットですし、どうなんだろう、と。

とりあえず信濃大町駅の観光案内所で聞いてみた。
先に宿を紹介してもらって、これから向かうトロリーバスの出発点、扇沢駅のすぐ近くの宿がとれた。朝、早く出発するつもりでいたのでラッキー!!
そして、そのトロリーバスの予約が出来るのかな、と。
周遊券を利用して〝クーポン〟のような形態で持っていたので、これを乗車券に変換しないといけません。
結果、事前予約は出来ないっぽい説明で、観光客も多いと思うので、早めにクーポンを乗車券に変えて、トロリーバスに乗る時間を確保した方が良いですよ、、、という感じの説明だった。

まあ、仕方ないので信濃大町駅からバスで扇沢駅へ。
扇沢〝駅〟といっても、電車のような駅ではなくて、地下を走るトロリーバスの発着駅。

バスはどんどん北アルプスの山の中へ入って行く。
ぐねぐねした山道を登り続けると、寄り添うように川が見えて来た。
曇ってるけど、なかなか景色が綺麗だ。

どんどん登って、川は遥か下の方に見えるようになって来た。

扇沢駅に到着。
とりあえず、こちらでもトロリーバスの予約出来るのか切符売り場で聞いてみたら、そっけなく「出来ません」と言われた。
なんか、愛想悪い感じ。。。

ここから歩いて10分も掛からない場所に宿があった、『扇沢ロッジ (旧:アルペンホテル扇沢)』。
完全に山の中だし、これより先に入る一般道は無いし、これから立山黒部アルペンルートに向かう人の為の宿みたいな感じだなあ。

目の前に山々が迫る扇沢駅

私が泊まった頃が『アルペンホテル扇沢』だったのか、リニューアル後の『扇沢ロッジ』だったのか、手元の日記に記述が無いのでわからないのですが、残念なから今は廃業されているようですね。

明日は日本屈指の山岳地帯、立山黒部アルペンルートを縦断するぞ。

移動距離 : 約148km
小諸駅 〜 篠ノ井駅 〜 松本駅 〜 信濃大町駅 〜 扇沢駅(トロリーバス乗り場)

注意 : Googleマップ仕様の関係上、下車等せず通過した地点も記載したルートになっています。また、当時の正確な移動ルートを再現しているものでもありません。〝大凡〟のルートになります。


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