イタリア旅行/出発〜ローマ到着

イタリア旅行 —9月17日—
・出発〜ローマ到着


さてさて、出勤を1時間早くさせてもらっていたので夜勤明け、5時に会社を出て帰宅。
前日に荷物の用意をしてあったので、余裕だなーとシャワーなんぞしているうちに、いよいよ出発時間ギリギリに。
天王寺からJRの関空特急「はるか」にて、一路、関西国際空港へ。もう「はるか」が混み混みで座れず、30分ほど立ったまま。関空の対岸にある、りんくうタウンのシンボルのビルなんですが、数日前に40億円で売却というニュースが新聞に載っていたのですが、これ、建設当時は600億円だったらしい。
えー、叩き売りじゃん(笑)
そんなビルを横目に、海を渡って関空へ。
今回、旅行代理店の「H.I.S.」のツアーで行くのですが、ツアーといってもH.I.S.には、往復の飛行機、ホテル、ローマからフィレンツェへの移動時の鉄道、この各種チケットの予約だけをお願いしてもらうもので、。基本的な行動は個人に任されているというもの。
とりあえず、この各種チケットを貰うため、関空のH.I.S.カウンターに向かう。
んー、人が多いね、、、やはり3連休が2回も入りますからね。
で、、、遅い。。。列に並ぶが、明らかにH.I.S.担当者の作業が遅い。。。
チケットを貰うだけなのに、1時間ちかく待たされる。
やっとこさチケット貰って、、、あれれ、もう行きの便のチェックインはされている模様だ。それならと、荷物を預けにルフトハンザの窓口に行ってからゲートへ。
ヨーロッパ方面へ向かう航空会社の中では、ルフトハンザ航空(ドイツ)が一番機内食が美味しいという話があるらしく、前回の海外旅行のギリシャと同じく、今回もルフトハンザを選びました。
さて、ゲートでの荷物検査ですが、、、む、、、私のサイドポシェットだけが別のところへ。。。
「すいませんが、中にハサミか何か、入ってますでしょうか?」
あああっ!!!
RAINBOW2005に参加した時の入れたまんまにしておいたのだ、、、
「機内には持ち込み出来ないので、お見送りの方などいらっしゃいますか?」
居ないっす。。。
「では、こちらで処分させて頂く事になりますが、宜しいですか?」
100円シッョプのハサミ、、、
「では、恐れ入りますが、御自分でハサミを、こちらの処分箱に入れて下さい」
さようなら。。。
横で、妻が笑う笑う。
でー、ハサミさんともサヨナラして、やっと出国手続きへ。
ここで、とある列に並ぶ。
。。。。。
遅い。
隣の列が3人進む間に、こちらは1.5人という感じ。
なんでだー、さっきのH.I.S.といい、運が悪いのか。
後ろに並んでいた、おじさんも「あの人、手が遅いわ」と言い始める始末。
でー、出国手続きも終わって、やっとこさ飛行機への搭乗口ゲートへ。やっと一休み出来ます。
隣に外人さんが座って来て、おもむろにノートPCを開いて作業を始めたので、チラッと覗いてみるとデスクトップ全面にアイコンがギッシリ、、、ちょっと目がクラクラとしつつ時間です、さてさて、機内へ。
うむ?
おわ、私達の席は最後尾ではないですか、もちろん、エコノミー。
最後尾にいた貫禄十分って感じのドイツ人客室乗務員の女性が、私を見るなり驚いた顔をして、その後、急に笑い始めた。
「なんだなんだ?」
私のTシャツを指差して、なにやら大ウケのようで、笑ってますよ?
え、あー
なんかね、Tシャツにチケットのようなものが、それっぽく印刷されているんですよ。
で、本物のチケットを胸に付けていると思ったらしく、実はよく見ると印刷されたデザインという事で、一人でウケていたようです。
「ノーノー、イッツ、デザイン」
とか言いつつ、楽しい雰囲気が広がります。
一人の小柄な日本人男性が近くの席について、荷物を棚に入れてから後ろに行って、いきなりドイツ語でベラベラと客室乗務員の人達と話し始めていたのですけど、もしかしてルフトハンザの日本人社員の人なのかなーと。
そんなこんなで、かれこれ1時間遅れで(泣)離陸。
さよなら日本。
行きは太陽を追い掛ける感じなので、ずっと昼間です。
ただ機内は日本時間で作業が進むので、昼食と夕食が出るみたい。ちゃんと今日のメニューを書いたフライヤーまで各席に置いてあって、エコノミーとはいえ、ちょっと良い感じにさせてくれます。
各食事時には、2つほどメニューが用意されていて、どちらか好きな方選べます。
離陸後早々に、飲み物とドイツのお菓子のサービス。
飛行機は、一旦、東北方面まで上がってからロシア領に入り、ユーラシア大陸の上側を飛行するルートの模様。
んー、中国本土のど真ん中を飛行できたら、かなりの短縮になるんだろうけど、色々と問題があるのでしょう(^^;;
食べて、寝て、食べて。。。
むぅ。
たまにトイレ行ってみたり、、、
むぅ。
私達の座席だけ映画や音楽を聞く機械が変になってしまって、一旦、リセットしてもらう。
リセットって、、、座席ごとにソフトウェア制御なんだろうか。。。
で、モスクワ上空からヨーロッパ圏へ。
バルト海かな、そこからヨーロッパ大陸に入りベルリンを過ぎて、いよいよフランクフルトへ。
それでは、機内食の写真なんぞでも。
  
なんとなく綺麗だったので1枚。

結局、フランクフルトにも1時間遅れで到着。
次ぎも、同じルフトハンザでフランクフルト発ローマ行の便に乗り換え。元々、乗り換え時間は2時間あったのですが、今は1時間しかありません。
それに、日本発の便には、もちろん日本人の乗客も多いですし客室乗務員の中にも日本人の方がいます。
しかし、ここ、フランクフルトからは、もう日本語は、そうそうに通用しない世界になります。
とりあえず、掲示板を見ると、、、あう、CゲートからAゲートへ変更されている模様。
なんかAゲートって、ここから凄く遠そうなんですけど。。。
フランクフルトの空港って、ギリシャに行く時にも立ち寄りましたけど、とにかく大きい。
関空の5倍は雄にあると思うよ。
まずはEU諸国の最初の国なので、ここで入国検査です。
そして。ひたすらAゲートを目指して歩く。15分以上は歩かされたか。
Aゲートに入る前に、手荷物検査。
問題無くパスするのですけど、全員にボディ・チェックもしている模様。ベルトも外せと言われる。
パッと見た感じ、イスラム圏から来たような人と警備員が言い合いをしている場面もあったりで、、、このあたり、日本人はかなり気楽にパスできるので良かったな、と。
こんなところでハサミなんぞ見つかったら、即、別室行きだろーなぁ(笑)
まぁ、イギリスでテロがあって、イタリアとか標的にされていたりしますから、ピリピリしているのでしょう。
ここ、フランクフルトで妻の仕事仲間の方も、同じ日に東京発でフランクフルト経由で北欧方面に旅行される方がいるらしく、会う約束をしていたそうなのですが、さすがにこちらが1時間遅れでは待っていないだろうと思っていたら、なんとわざわざAゲートの前で待って下さっていました。
少しはフランクフルトの空港をウロウロ出来るかと思っていたのですが、乗り換えの移動で精一杯でした。
そんなこんなで、無事にローマ行の便に搭乗です。
んー、なんと小さい飛行機だ。なんとかプロペラ機では無いという感じか。
ローマ行の機内では、イタリアという事でイタリアのサンドウィッチ“パニーニ”のサービス。
機内放送も、もう、日本語の放送なんてありませんし、なんというか、イタリア語なまりの早口英語みたいで、何を言ってるんだかサッパリです。
私は英語なんて全く駄目ですが、妻はそれなりに聞けて話せる人なのですが、それでも「わけわからん」と。
3人掛けの席で、窓側と真ん中で私達2人、通路側に外人が一人座っていたのですが、私達が席に着くなり、別の席へ移動して行きました。
こそこそと、「怪しいぞ、怪しいぞ、テロリストかも」とか妻が冗談で言うのですが、通路をはさんだ逆側の席に座っていた人が、「テロ」という言葉を聞くなり、こちらを凝視してる、、、
「いや、ほら、あまり“テロ”って言葉、使わないほうが、、、(^^;;」
そんなこんなで、現地時間で18時過ぎにローマ到着ですー
日本とは時差が約7時間あるので、日本時間で言うと日付変わって夜中の2時ぐらいか。
到着と同時に凄い雨が降って来ました。
夕立ちみたいな感じ。
H.I.S.で貰った日程表によると、現地係員が向かえに来ているらしい。
預けていた荷物を回収してから、出口へ。
何処だ、係員は。
H.I.S.なんだから、H.I.S.マークぐらいあるのかな。
えーと、、、
えーと、、、
無い。。。
んー
“YASUNAMI PARTY”
え?
“YASUNAMI PARTY”と書いたB5サイズ程度の紙を持っている、イタリア人らしき人を発見。
「エクスキューズミィ、マイネーム イズ ヤスナミ」
とか言ってみますと、、、
「YASUNAMI!! OK! OK!」
と言って、ずかずか歩き始めます。
着いて行きますよ、はい。
空港を出ると、ありゃ、雨が止んでいる模様。
すると、あぁ、自分の車に案内していたのね。
ベンツだよ、なんかスポーツカーみたいなタイプの。
さて、ここからローマのホテルへ。
いやー、このお兄さん、、、あなた150キロは出していたでしょ、携帯電話で話をしながらっ!!
クネクネと道を走りながら、徐々に賑やかな街の中へ。
ホテルはローマの鉄道の玄関口、テルミニ駅の直ぐ近く。
空港から30分ほどで到着。
H.I.S.から貰っていたチケットと、チップ(5euro)を渡す。
お兄さん、「グラッチェ、チャオ!!」と意気揚々に去って行きました。
さて、ホテルです。
「HOTEL CAPITOL」、二つ星です。
チェックイン、一旦、パスポートを預けてから部屋へ。
うん、小奇麗にしてます。泊まるだけだから十分です。
シャワーも洗面所も、ちゃんとお湯も出ますし綺麗にしてます。
ここのホテル、建物自体は元々はアパートだったと思うんですよね。
そこに外側からエレベーターを付けて改装してホテルにした感じ。

階段なんですけど、映画に出て来る古い建物にありそうな雰囲気で、ちょっと素敵でした。
んー、写真では雰囲気が伝わらないか。。。
しばらくしてからフロントへパスポートを取りに行って、ロビーでドリンクを売っていたので水を買う。
が、しかしですよ、、、何も見ずに買ったので(ラベルは、もちろんイタリア語)、実は炭酸水。
うわー
うわー
すげー
、、、マズイ。。。
砂糖の無い炭酸水なんて、飲めたもんじゃないです。。。
あと、ロビーにパソコンが1台置いてあって、有料でインターネットが出来るようでした。
しばらくしてから、少し外に出てみようという事になったのですが、また土砂降りの雨が。。。
ロビーまで行くものの、傘はあるとはいえ、けっこうな降り具合なので残念。
フロントから、「明日も明後日も雨だよ」って言われる。
妻が「明後日、ヴァチカン行く」って言うと、、、「可哀想に、頑張ってね」みたいな事を言われる。
むう、雨、明日は止んで欲しいなぁ。。。
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