自由自由自由と連呼してみると

NGワードになるらしいです。
今朝の朝日新聞の記事で、ちょろっと目にしてはいたのですが、その後asahi.comの方で追記されているみたい。
まあ、なんというかこの事自体については、あまりにもバカバカしくて、それ以上の感想が出て来ないんですけど。
※6/16追記
Hotwired Japanにも記事が出てました。


そういうば、先日のNHKスペシャルで中国で広がるAIDS感染について放送していた。
このまま感染が広がれば、5,6年後には100人に1人が感染している状況に成り兼ねないらしい。
AIDSに感染する要因として、もちろん性的なものもあるのですが、それ以上に深刻なのは売血(自分の血を売って現金を稼ぐ)や麻薬関連で注射器の使い回し、、、などが多いそうだ。
農村部では年収が日本円で2,500円とか、そんなのが当たり前のようで、生活していくために血を売るらしい。都市部では麻薬が横行している背景として経済発展があると番組では言ってたのですが、実際にはその経済発展から落ちこぼれた都市部の人達だと思うんですよ。そんな都市部の人は、市から月収5,000円を援助してもらって仕事をしているとか。
えっ、、、と思ったんですよ。
農村部は年収で2,500円で、都市部では月収で5,000円ですか。。。
経済発展と共に、国民の経済格差が凄い勢いで進行している。
反日行為にしても、戦争の償いについての日本の態度に抗議している理由はもちろんの事なのでしょうが、そういう経済的に落ちこぼれていく人々が、もちろん中国政府自体へ批判をする事は自殺行為ですから、その鉾先が日本になっているように思えます。
北朝鮮が、反米をあらわにするのも国民の不満の鉾先をそらすためだと思うんです。
(北朝鮮の政府としては、米国と対等に協議したいという、態度が逆なのは承知の事実ですね)
同じようなことをやっているなぁ、と。
もし、あらゆる面で日本が戦争の償いについて、中国政府の言い分を100%のんだとしても、たぶん反日教育は変わらないとは思うんです。あくまでも、国外に敵を作って国民の不満を反らさないと、天安門事件が再び起きてしまう可能性があるわけでしょうから。
でも、中国の若い世代の人達って、もちろんバカじゃないですから、こういう事が続くと最終的に批判は中国政府そのものになると思います。
何もアメリカが押し付ける民主主義や自由を広める運動をする必要なんて、全くないのですが。

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