福島原発事故と原発危険論の狭間で感じた事 2

2ヶ月ほど前に、感じた事を徒然と書いたんですけど、どういう意見があるにせよ、まずは福島原発事故の終息が最優先だし、そうなって欲しいと思っていました。

それから2ヶ月が経って、それは幻となってしまったようです。

また、ぐだぐたと徒然なるままに感じている事を書いてみます。

あれやこれやと後出しジャンケンの如く、そんなの聞いてないよ、という悪い情報が出て来る状態。
政府は、とりあえず何でもイイから終息に向けてのロードマップ示せと東電を急かして、終息ありきの夢物語なロードマップを作るも、その後出しジャンケンな情報によって、修正される始末。

もう冷却なんて無理って、心得の有る人なら、そう分かってるんだろうけど。
冷却を諦めて、石棺から広範囲の土地を放棄する処置という判断は、どの時点で出て来るのだろうか。

今、なんか色々な所が被爆限度上限の数値を、根拠も無く好き勝手に言い合ってますが、そもそも日本の法律が定めるところの基準値(1ミリシーベルト/年でしたっけ?)を考えるなら、少なくとも福島県全域は放棄しないと駄目でしょう?

そりゃマズいって事で、被爆限度量を尾びれ背びれ付けて上げようとしているわけですが。

そういえば、日米共同で福島県民200万人を対象とした、健康被害に付いての追跡調査を今後、30年に掛けてやるというニュースがありました。

日本に落とされた原子爆弾や核実験で大量の被爆をした場合の人体に与える影響については、色々とデータもあるそうですが、今回のように低レベルながらも持続的に被爆し続ける状況下での、人体に与える影響についてのデータは、世界的にみても貴重なんだそうです。

日本の法律を考えるなら、福島県全域から県民を避難させなくてはいけない汚染レベルなのに、せいぜい福島原発から30キロ程度を避難地域にしているのが、今の現状ですよね。

そんな状況での、この追跡調査って、なんなんだろう、って考えてました。

ずっと、被爆し続ける人達を、追跡調査するんです。
もちろん、「直ちに影響」は無いんですよ。
だから、今後、30年掛けて調査するんです。

なんか、これ。

分かりやすくいえば、福島県民で人体実験してるって事ですよねぇ。

まぁ、科学者からしてみれば、こりゃ千載一遇のチャンス、なんでしょうけど。

保証問題の拡大を懸念するって事以外に、もし、例えばアメリカから、「福島県内から避難させるな、被爆しなくなっちゃうじゃないか。データが採れないじゃないか」って話が、ウラにあるとしたら、そりゃ怖い話であります。

いや、まぁ、これはホンノ飛躍した妄想に過ぎませんが。

思うんですよ。
福島県の人達は、出来るだけ早く県外に移り住んで、第二の人生を始めて欲しい。
政府や東電ではなく、科学者達は、ハッキリと言うべきだと思うんです。

そして、その第二の人生へ向けての、保証を誠実に政府と東電には向き合って欲しいと思う。

また、ちょいと話題を変えて。

福島県の方々は、もちろん被害者ではありますが。
誤解を恐れずに、批判されるのを承知で言うならば、ですが。

福島県内に原発を容認して来たのも、福島県民の方々ではないかと。
(と、日本国民全て、と考える必要もありますが)

こんなふうに思うようになったのは、福井県敦賀市、敦賀市長の「原発は地場産業」という発言でした。
そんな発言をする市長が、トップ当選しているという現実です。

これは原発に限らない、地方が抱えている経済的な問題でしょう?

例えば、沖縄の基地問題。
軍用基地が、あんな住宅地と隣接するような環境、無い方が良いのは当然です。更に日米安保があるといっても、沖縄県だけに多大な負担を背負わせるっていうのも、それは問題だろうと思います。

しかし、アメリカ軍の基地がある事によって生じる経済的効果、、、雇用や政府からの補助金等、そういうものも沖縄県の財政を支えている事実もあると思います。

福井県だって、あれほど沢山の原発を誘致するには、そういう経済的な背景が大きいと思います。

そういう事をしないと、雇用も生まれない、雇用が生じないなら働き手はどんどん県外に出て行く、経済的に疲弊していく、そんな悪循環があるんだと思います。

最近、東京や大阪で反原発や脱原発のデモがあったりします。
何不自由ない生活している都市圏で住む人達の多くが参加しているようです。

フト思うんですが、そういうデモを、例えば福井県敦賀市内でやればいいのに、と思うんです。
果たして、敦賀市民の方々は、このデモを見て、どう思うだろう、と。

経済的な部分で政府に頼らなければいけない地方と、そうでない都市部との格差が根底にあると感じています。
私も含めて、都市部でノウノウと暮らしている人達には、絶対に感じ得ない世界があるんだと思うのです。

「俺たちから仕事を奪うのか」
「生活のめんどうをみてくれるのか」

デモやっている人達に、原発を抱える地元から、もしこんな言葉を突きつけられたら、、、答えれるんでしょうか?

まあ、もちろん。
福島原発のように、あんな悲惨な事故がおこってしまったら、全てが藻くずの泡と消してしまう話ですが。

でも、事故が起こる前は、福島県の人達だって、原発は福島県の経済を支える一部だったはずなんです。

そりゃ、事故がおこってしまえば、、、

「無職になってもいいから、原発なんて必要ない」

、、、って誰もが言う事でしょう?
実際、多くの人達が職を失っている。

しかし、普通に働いて給料もらっている状態で、自分のやっている仕事を、自ら「無くせ、必要ないんだ」と言えるでしょうか?

やっぱり、日々の仕事と、そこから得る収入は最も重要なんじゃないかと。

50年、100年先の事を考えて、今こそ自然エネルギーを、、、っていう文句、、、そんな、今、原発の仕事や関連企業で収入を得ている人達には、なんら心に響きませんよ。
、、、ていうか、こんな文句って、凄く無責任だよなぁ、って思う。

都市圏で原発が発電する電気使って、ノウノウと暮らしている人達の夢物語ですよね。

「原発は地場産業」

この言葉、重いですよ。

で、また話を変えまして。

なんていうんですかね。
こんな事を書いていると、、、

「おまえ、原発推進派だろ、この非国民」

みたいに言われそうなんだけど。

ぶっちゃけ、私個人は、どっちでいいです。
ただ、大前提として。

「電気を今以上に使える社会」
または、
「それと同等な仕組みの社会」
、、、という「派」ですね。

100歩譲って、私生活で節電しましょうって、まあ、それは良いでしょう。
する・しない、は個人の判断ですから。

しかし、こんな事で企業の生産が落ちて利益が下がるようでは、話になりません。
このツケは、最終的に私達一般労働者にはね返って来ますよ。

特に製造業なんて、もっと、たらふく電気を使える海外に工場を置いた方がって、そんな話が、ますます加速されかねない。
今でも、法人税が高いし為替の事を考えると、海外で生産して日本に輸入した方が、遥かに利益が上がるって話もあるでしょう?

日本の雇用が失われていく。

そうでなくても、非正規雇用が増えるばかりなのに。

原子力がパンドラの箱なのは分かります。
その為に、これからの問題として、原子力に変わるエネルギーを考えなくちゃいけない。

でも、だから節電って、なに?
、、、と思うんです。

自然エネルギー使うにしろ、新しいエネルギー開発するにしろ、少なくとも現在より節電しないと成り立たない社会では、駄目なんじゃないの?、と思うわけです。

または逆に、消費電力を劇的に減らす技術革新とか。

で、またまた話は変わって。

なんか、福島県を助けよう!! みたいなノリで、福島県産の農作物を買う。使う的な話が、飲食業から聞こえてきている雰囲気がします。
特に、各飲食業のホームページ等で公に、「福島県産を使ってます」って発表しているわけでもなさそうなので、まあ、真実のほどは、なんとも言えませんが。

ところで、一時期、出荷制限や摂取制限を政府がやってましたが、なんだか知らない間に解除になってますよね。

風評風評って言いますけど、例えば福島原発事故のおかけで、縁も所縁も無い沖縄県のさとうきびが、、、なんて話があるとするなら、これは確かに風評です。

しかし、こと福島県内の農作物や、その周辺の水産物に関しては、本当に風評でしょうか?

実害を、「風評」という言葉で、誤摩化しているだけでは?

本当に安全なんですか?
トリックを使わず、世界的に通じる方法で検査をしているのですか?

既に県内の多くの土壌が汚染されている状況で、どうなんですか?

ニュースでも、必ず「風評」と言ってる。
というか。政府が言っている。

いあ、それ、実害だろう、と。

風評であり、それは実害では無いから、フリーで出荷してもOKと?

1銭の単価を下げる為には、時当たりで+1円の売り上げ上げるには、なんて事を四六時中考えているわけですよね、企業って。これは悪い事じゃない。当たり前の事。

飲食業で、名前が聞こえて来るのは、安いファーストフード系だったりする。

そういえば、某スーパーで福島県産のキュウリが28円となっていたそうだ。次の週、高知県産が40円だったと。

そりゃ、安さを売りにしている飲食系企業にしてみれば、福島県産は単価を下げる、またとないチャンスだと思います。
政府も出荷制限していないなら、違法でもなんでもない。

農家だって、捨てるより、例え叩き売りのような値段でも、買い手があれば飛びつくだろうし。

で、市場に出回る。

なんか、これ。「がんばろう、福島」なのか?

安心・安全・品質って、最終的には、お金で買うもんなんですよ。
「より良いものを、より安く」って、これ、悪いモノを良く見せるテクニックの事です。
「より良いもの」は、単価も高くなって当然。
逆に、単価下がっていたら、この前の生ユッケ食中毒みたいになるんですよ。
生ユッケが300円とか400円で食べれるわけない。

それぞれの品物が製造される過程と、その行程で要求される品質管理、人件費に消費される時間、材料等々、、、それぞれに見合ったコストがあるはずで、それが最終的に価格として反映されるべきなのに、今はそうじゃない。

気持ち悪い話であります。

あぁ、最後に。
突然、政府が前のめりになって、リニアモーターカーはよ造れと言い始めましたね。
とりあえず名古屋までって話が、なんか、できるだけ早く大阪までって事になったみたい、

何、焦ってるんでしょうか?

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