あぁ、負けちゃった(^^;;

ヒンギス、負けちゃった(^^;;
昨日、シャラポワ戦のヒンギスは凄かったねぇ。
、、、というか、ちと意識しすぎてシャラポワは自滅っぽい感じもあったけど。
逆に今日の決勝戦は、ヒンギスが意識しすぎていたというか、昨日の試合で精神力を使い切っていたというか、あまりテンションが上がってなかったような。
でも、やっぱりカッコイイです、ヒンギス。


私は特別、テニスに詳しいわけでもなんでもないのですけど、、、
初めて真面目に観た試合が4大トーナメントの1つ、全仏オープンだったんですけど、、、もう何年前かなぁ。
確か当時の男子ランキング1位がレンドルでエドバーグとかベッカーが活躍していた頃、マッケンローは一線を退いていた感じでアガシなんかが若手で注目され始めた感じだったように記憶しています。
で、たまたま全仏オープンの男子シングルス決勝を観たんですね。
レンドル対チャン、、、そう、相手はマイケル・チャン。
もうね、なんかレンドルが優勝するのが当然という感じだったみたいなのですが、なんとなんとフルセットで5時間を超える試合をモノにしたのは、マイケル・チャン。
サービスの時って普通はトスを上にあげてから打つじゃないですか、、、それをチャンは下にボールを持ったままトスせずに、いきなりサービスを打ったりとか、レンドルがサービスの時は自分のコートの半分まで前に詰め寄ったりして、さすがにレンドルも「危ないから、後ろに下がってくれ」と試合中に言ったりとか、凄くトリッキーな事をチャンをしていた。
だから、その試合が凄く観戦していて楽しかったんですよ。
弾丸サービスのイヴァニセビッチとチャンのファンだった。どちらも凄く個性の強い選手だった。
それから、4大トーナメントだけですが、よくTV中継を観ていました。深夜、2時3時までリアルタイムで。
女子はナブラチロワからグラフに世代交代した感じの頃。
4大トーナメント + オリンピックの全てを優勝するという、ゴールデン・グランドスラム(オリンピックの金メダルも必要なので、チャンスは4年に1回しかない)を達成したグラフを観て、「すげー」とか思っていた(笑)
その後、ヒンギスとかセレシュとか次の世代から追われる立場になって、体調面も含めて一気に下がってしまうんですよね、グラフ。
でも戻ってきて、コンスタントに優勝をかさねたり良い試合をしたりと、勝ち負けに関係なく気品とか貫禄があった。
そういう頃になってからのグラフは大好きで、凄くファンでした。
確か、世代交代の頃のナブラチロワも同じ感じだったし。
あれは、、、何時ぞやのウィンブルドンだったかなぁ、、、観客から「グラフー、俺と結婚してくれー」とか、ヤジが飛んだんですよ。
困ったわねぇ、、、と目線を地面に落としていたグラフなんですが次の瞬間、、、
「あなた、お金は幾ら持ってるの?」
、、、って切り返して。
いやもうね、会場が大爆笑だった、拍手喝采(笑)
緊張した試合でユーモアを出せる、これね、これこそ女王ですよ(笑)
ヒンギスもリアルタイムでナブラチロワやグラフ、、、特にグラフは目標だったはずで、そういう人を知っている彼女にしてみたら、シャラポワが女王って、、、「はぁ?」って感じでしょうか(^^;;
逆に、日本の相撲と同じで、シャラポワのライバルがいないっていうのが、ちょっと可哀想ですよね。
だからヒンギスと対戦した経験は、シャラポワをもっと良い選手に成長させるんじゃないかなぁ。あと、数年経てば、気品も備わってくるかもしれない。
あの世代、ヒンギスの頃なんて、シャラポワよりもキッツイ性格だったように記憶していますし(笑)
で、いやー、戻って来たヒンギス、やはりクラフを彷彿とさせる感じがあって、観ていて楽しい。
これからも、頑張って欲しいですねー

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