日本一周一人旅アーカイブ 1992-1993 vol.08

日本一周一人旅アーカイブ

今から28年前。1992年〜1993年に掛けて、約2ヶ月間の駆け足で巡った日本一周一人旅を、当時の旅日記と残っていた資料、そして遠くなった記憶を頼りにアーカイブ化していきます。
ただ、さすがに記憶が曖昧なのと、28年前にもなるので、もう今は存在しない場所や建物、宿泊施設。また廃止された路線等もあるかと思います。また地図を載せている場合も、正確な移動ルート等を現していません。
アップしていく写真も、今から28年前のプリントをスマホで撮影しています。現在とは様子も変化している事でしょう。
このアーカイブ化していく情報は、全て28年前の情報となります。
当時の事を、旅日記をメインにして簡単にまとめて行きますが、もしかすると記憶違いな事を書いてしまう可能性がありますので、ご理解頂ければと思います。

1992年8月22日(土) / 晴れ

やった、晴れてる!!
今日、立ち寄る予定にしていた鍾乳洞、雨が降って増水すると入れない事がある、と聞いていたので良かった〜
 
宮古駅から、三陸鉄道北リアス線に乗って小本駅(現、岩泉小本駅)へ。

2011年の〝東日本大震災〟で壊滅的な被害にあった三陸鉄道ですが、現在は北リアス線、南リアス線を統合し全線開通しています。

ここからバスに乗り換えて、小本川と寄り添うように山へ、綺麗な景色の中を30分ちょっとで、日本三大鍾乳洞の1つ、地底湖が広がる『龍泉洞』に到着。
 
早速、龍泉洞の中に入ると、、、寒い。。。
15度ぐらい、か?
ゴーっと、水の流れる音も聞こえる。
しばらく進むと、最初の地底湖が現れる。地底湖の上に通り道を整備していたりして、上から覗き込む事が出来るんですけど、エメラルドグリーンと言う感じの綺麗な水面で、見ているだけで吸い込まれそう。
 
地底湖は複数発見されているそうなんですが、そのうちの3つが見学できる。
一番深いところで水深100mちかくあるらしい。
 
また、龍泉洞と道を挟んで向かい側には、『龍泉新洞』があって、中に入ると資料館のような感じになっていた。
 
龍泉洞、なかなか見応えのある鍾乳洞でした。

龍泉洞とイベント列車

小本駅に戻って、普代駅へ向かう。
例のイベント関連なのかな、イベント列車のような電車に乗った。普代駅手前ぐらいから海が見え始めた。
普代駅で下車してみるものの、駅前にこれといって何もない。。。
普代駅から三陸鉄道北リアス線の終点、久慈駅へ。
ちょうど久慈駅前ぐらいから、学生が増え始めた。
 
まだ15時前という時間だったので、このまま八戸駅まで出る事にした。
途中から海がよく見える景色になったんですけど、凄い霧で、あまり遠くまで見通せなかった。
 
八戸駅に着いて、宿を探そうかと観光案内所に行くも、誰もいない。。。
あれ、もう閉まっちゃったのかな、、、
仕方ないので、みどりの窓口で聞いてみると、駅周辺でJR東日本と提携している宿は無いそうで紹介してもらえなかった。
 
うーん?
どうすっかな。
 
青森駅周辺のビジネスホテルで探そうと決めて、なんとか5,6軒目で見つかった。
早速、いっきに青森駅まで移動して、到着は夜になってしまった。

現在、八戸駅〜青森駅間の〝在来線〟は、第三セクターとして青い森鉄道が引き継いでいます。

いよいよ本州の端まで来たなあ。

移動距離 : 約267km
宮古駅 〜 (岩泉)小本駅 〜 龍泉洞 〜 普代駅 〜 久慈駅 〜 八戸駅 〜 青森駅

注意 : Googleマップ仕様の関係上、下車等せず通過した地点も記載したルートになっています。また、当時の正確な移動ルートを再現しているものでもありません。〝大凡〟のルートになります。


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