Behringer System 100

モジュラーシンセ

Behringerさんの100均モジュール(違)ですが、今回のNAMM2020で正式に?発表されたんですね。
動画もアップされていますし。

NAMM 2020 – Introducing System 100 – Behringer Modular Synthesizer

下の画像を作ったのが2018年の4月ですか。

この時に出回った画像から比較すると、ラインナップの絞り込み、一部でパネルデザインが変更されているというか、元々のRoland SYSTEM-100Mのモジュールに、ちょいと機能を付け足したモジュールもあるようで、そのあたりでデザイン変更されているみたいね。
 
印象は以前と同じで良いです。
なんだろう、Roland SYSTEM-500シリーズよりパネルデザインは見やすく感じるしね。
 
電源コミ込みユーロラックケースも比較的お手頃感が出て来ましたし、Behringerさんの低価格帯ユーロラックモジュールは、既に数多くのブランドが先行しているユーロラックモジュラーシンセ界で、一定の選択肢としてくい込んで来れるだろうなぁ、と感じます。
 
ただ、価格が安いからといって、モジュラーシンセの敷居が低くなるとか、ユーザーが増えるとか、そうかといえば、そこが微妙なのが、これまたモジュラーシンセの抱える問題です。
これはBehringerさんに限らず、の話で。
 
Behringerさんの製品なら、普段モジュラーシンセの取り扱いしていない楽器店でも購入、または展示される可能性は高いと思います。でも、モジュラーシンセに詳しい店員さんがいるのか、という問題は常につきまといます。
Rolandさんが同じく自社のSYSTEM-100Mをベースにして、SYSTEM-500シリーズを出しましたが、発売以降メーカー自身が売ろう、売り込もう、という感じは受けませんでした。その為かどうかはわかりませんが、色々な楽器店(モジュラーシンセの取り扱っていない店舗)でRoland SYSTEM-500を見掛けましたが、可哀想なぐらいの放置ぶりでした。そこに来られるお客さんの大半は、モジュラーシンセを使った事が無い人だと思うので、そんな放置っぷりでは触ってもらう事も出来ないだろうな、という状況を感じました。
果たしてBehringerさんのユーロラックモジュールが店頭に並んだ時、どう対応していくのだろうか。
 
もう一つ、SYSTEM-100Mをベースにしているので、「モジュラーシンセだ、すげー」って言っても、用意されているモジュールは1970年代の機能だけです。
SYSTEM-100Mだけを使っても、パッチングのアイディアさえあればWEST COASTスタイルな使い方も色々出来ますし、相当の事が出来ます。ただし、パッチングの発想力がかなり必要です。
そもそも存在しない機能を、複数のモジュールとパッチングで擬似的に再現するわけですから、なかなか難しい作業です。まぁ、そこがパッチング本来の面白さ、だと私は思っているのですけども。
 
でも今どき、こんなコトをする人はいないでしょう。MakeNoise等のモジュールを1つ買えば、済んでしまう話ですから(笑)
 
現在のユーロラックモジュラーシンセに慣れている、または憧れている、欲しい、と思っている。そういう人達に1970年代モジュールの使い道が、何処まであるのか、アピール出来るのか、という事です。
 
モジュラーシンセなので、1つ2つはBehringerさんのモジュールを買って、後は他のブランドで揃えよう、っていうのが現実的なんだと思いますが、そうなると100均で揃えられません(笑)
やはり、ある程度の出費は必要でしょう。
 
個人的に、Roland SYSTEM-100Mは以前、implant4さんで徹底機に使い倒して、けっこうパッチングの基礎や作業の早さの訓練になりましたねw、、、シーケンサーモジュール等が無かったですけど、そんなものが無くてもエンベローブが4,5個とゲートディレイ等が幾つか有れば、マルチプルを駆使してw 色々なシーケンスが作れました。
でも、やっぱり今さら、そんなコトをする人もいないでしょうしねw
そんな使い方はお薦めもしませんし、もっと違う他のブランドのモジュールを紹介すると思いますからね。
 
ただ、パッチングの勉強をする意味では、1アイディア1モジュールだけを使うのが凄く良いのですけども。
 
まあ、なんだか話は脱線しましたが、Behringerさんのユーロラックモジュールのシリーズは、最初から印象が良いので、しっかり発売してもらえれば嬉しいですね。

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