モジュラーシンセ考察 08

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モジュラーシンセ考察。
 
モジュラーシンセ考察 07」の続き。
の、続き。
 
楽器屋さんに展示、及び販売となると在庫を持つわけで、色々なメーカーの色々なモジュールを在庫するのは不可能。
限られたメーカーと、その中で更に限られたモジュールのみ展示と販売、それ以外はお取り寄せ、が現実的になる。
 
取り扱うメーカーを厳選するのは、それほど難しくないと思うんですね。問題は、そのメーカーが発売しているモジュールを全て在庫しておくのか、または一部のみ在庫しておくのか。
これも現実的には、1メーカーの全モジュールを在庫するのは難しいでしょうね。発売しているモジュールの種類が少なければ良いのですが、10種類とか20種類となってくると、全て在庫しておくというのは厳しいでしょう。
 
んでは。
どういうモジュールを選定すべきなのか。
 

私は、やっぱり。
シンセサイザーとしての基本構成を成すモジュール群をベースにすべきだと考えてます。
理由として。
まず、取り扱いが簡単。それを取り扱う楽器店の店員さんが説明しやすい。
そもそも、店員さんが説明出来なければ、その製品を置く事自体が店にとってもマイナスのイメージでしかありませんから。
 
次に、既にシンセを多用している人にとっても、モジュラーシンセの敷居は高い。これは私自身が目にして来ている事です。その為にも、モジュラーシンセとしてのシンセの基本部分の取り扱いは重要。他のシンセとの比較材料にもなります。
 
次に、これから始めよう、という方に対して、モジュラーシンセも選択肢の一つとして捉えてもらえるかどうか、そういう部分でも必要。
 
モジュラーシンセを考える時。
一般的なシンセサイザーとしての基本構成で考えると、だったらわざわざモジュラーでやらなくてもいいじゃん、という話は常につきまといます。また、モジュラーシンセをある程度に使って来た方なら、あえて「シンセサイザー」に拘らない方が面白い。という話にもなります。
 
が。
 
そもそも。
シンセサイザーの基本構成だけを揃えたモジュラーシンセのセットであったとしても。
それをどう結線するかは、全てユーザーに任されています。
シンセの基本構成モジュールを揃えたからといって、シンセの基本構成にそった結線をする必要なんて、どこにも無いのです。
ルールはありません。
 
後はアイディア次第、という事になります。
 
重要なのは、モジュール云々じゃなくて、そのアイディアの方です。
 
そういうアイディアが沢山あれば、現実に取り扱う商品が少なくても、その魅力を少しでも感じてもらえる状況を作り出せるのではないか、と考えています。

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