京都は美山旅日記(2/2)

京都美山日記、後編です。

(京都は美山旅日記(1/2)へ戻る)

さあ、二日目。

起きると、、、おー、青空に白い雲が。ポツポツとある感じ。
良い天気じゃー!!

今日は、美山のトレッキング日。
(まあ、昨日も凄く歩いたけどw)
昨夜の「薪能」もそうですけど、今日も晴れてもらわないと辛いなー、と思ってたので!!

さて、朝ご飯の前に、ちょっくら散歩にでも行きますかな。

ひゃー、朝日が眩しい!!

とりあえず、本当なら「薪能」やる場所だった所に行ってみよう、という事で一本道を歩いていると、妻が道端に何かを見つける。

近寄ってみると、、、

あわわわわっ!!

超巨大ナメクジ。。。

妻が写真、写真とうるさいので(笑)、そのまま写真を撮っても大きさわかんないから、携帯電話を横に置いて撮ってみました(爆)

デカっ(笑)、、、這った後、濡れてるし、、、ウルトラQみたい(違)

途中、宿のおかみさんが教えてくれた、美山かやぶき美術館へ抜ける近道を見つけるのですが、田んぼの中を入り込む、地元の人しか知らないような道みたいで、ホント街灯も何もない畦道。こりゃ、夜はさすがに歩けないよなー、と。

ほどなく、「薪能」やる場所だった所に到着。

舞台と客席だけが残ってました。
本当に残念、、、かやぶきの家を背景に、横が直ぐ山でした。そんな空間で、薪の炎だけで照らし出される能の舞いを観れたら、どんなに幻想的だった事か。

そろそろ朝ご飯の時間なので、宿に戻ろう、と。
帰りは、その畦道を通ろうとしたのですけど、、、戻る側の道へ辿り着けないという(笑)
ウロウロしている時間も無いので、とりあえず来た道を戻る事に。

朝ご飯は、ちょっとしたバイキング形式でした。
美味しかったです、、、旅行で宿に泊まると、いつも御飯はおかわりしてしまう。

さあて、今日はトレッキング。
田歌舎という所で、美山近辺の色々なアウトドアのインストラクターをしていて、そこにお願いしていたんですね。ホームページに紹介されているような代表的なトレッキングや登山等のコースから、もっと山深いテント担いで数泊という玄人向けコースも、リクエストがあれば色々と組んでくれて、レンジャーの人と一緒に楽しめるんです。

相変わらず、私達には現地での足が無いので、田歌舎から宿まで迎えに来てもらえる事になっていました。
いやぁ、、、ありがたいです(^^;;

そして、朝の9時。田歌舎からレンジャーの方が迎えに来てくれました。
今回、お世話になるレンジャーの方、吉田さんという方。

ご挨拶と共に、宿を出発。
まずは、田歌舎の施設に向かう事に。

昨日、歩いて来た道を、ぐーんって戻る感じで、かやぶきの里北村も越えて由良川沿いに、どんどん山深く入って行く。

吉田さんと話をしていて、昨日、かやぶきの里北村から美山ふれあい広場まで歩いて来たんですよーって話をしていたら、、、笑われました(爆)

「それだけ歩けたら、今日は全然大丈夫ですよ(笑)」って。

こういう山歩きとか、よくされるんですかって聞かれて。

全く、普段は自然との繋がりなんて無い生活。1年に数回、トレッキングするぐらい。
で、いきなり10キロとか歩くんですよね(笑)、極端過ぎるという。

そして、田歌舎に到着。

由良川沿いにあって、大きな山小屋って雰囲気。
あ、カフェもやってるみたい。
で、ヤギさんもいる。

大学生っぽい女の子達が数名、ウェットスーツっぽい感じで完全武装(笑)していたので吉田さんに、彼女達は何をするんですかって聞いたら、、、

「滝を登るんですよ」って。

(笑)

7,8m程度の滝を登りに行くらしいです(笑)
本格的なヤツになると、20mとか、その程度まで登るとか(爆)

あと、由良川へラフティングする人達もいました。

貴重品とか預けて、今日のコースについて説明を受ける。
そして、保険に入る。
というのも、これから向かう場所は、人の手が入っていない原生林の場所。その為、何が起こるか、100%の安全という保証は無いわけですよね。そういう意味で、保険に入る必要があるようです。

ヤギさんとそこそこに戯れつつ、、、田歌舎のスタッフの方が鶏を持って来て、、、

「あ、今からさばくみたいですよ」って、吉田さんが。

すると、妻が「うわ、見たら、絶対、鳥、食べれなくなる」って言うので、それでは出発しましょうか、と(笑)

更に車で由良川を登る。
そして、由良川上流にある最後の集落で車を止める。

いよいよここからトレッキング開始です。

実は、ここから広がる美山の原生林は、京都大学が管理しているそうで、研究もしているそうな。
その為、集落の端に京都大学の施設がある。

まずは、この京大の施設をぬけて行く。

施設内を歩いて行くと、トロッコのレールが現れた。

その昔、この美山から木を切り出すのに利用されていたトロッコ。
今回のトレッキングは、この廃線となったトロッコ道を歩く事になります。

京大の施設内から由良川を渡り、山側へ入って行く。

しばらく歩くと、、、

「ここが、最後の家ですよ」と教えてくれた。
集落の一番端にある家。

さあ、ここから山深い原生林へ、トロッコ道が続いて行く。

歩きながら、所々で立ち止まり、色々な木々について説明してくれる。
食べれる葉っぱだったり、香りが美味しそうな(笑)葉っぱだったり。

途中、幾つも湧き水が流れ落ちてて、ちょいと飲んでみました。
いやー、冷たいし、美味しい。

木の実なんかを見つけては、その木の実に残ってるかじられた跡で、動物の話をされたり。

自分達だけで歩く時は、ホント、黙々と淡々と歩くんですけど(笑)。やはりプロのレンジャーの方と一緒だと、色々な知識を教えてくれるので楽しいですよね。

突然、トロッコのレールが分岐して、ちょっと拓けた場所に出て来ました。

何やら立て札があって、、、

「ここは、集落の跡なんです」と。

先ほどの最後の集落より、実はもっと山深い場所にも集落はあったんだそうです。
しかし、色々な事情があるんだろうけど、、、

「電気が、ここまで来なかったのが一番大きいんじゃないですかね」って。

確かに、、、1,2キロ先の集落までは電気が来て、自分達が住んでる場所には電気が来ない、届かないってなると、、、村を出て行くしかなかったんだなぁ、と。

今、福島原発事故でエネルギー問題が叫ばれている中、なんか凄く考えさせられましたね。美山も、たぶん福井県からと思われる、送電線と鉄塔が山を貫いている。それに頼らなかれば今の生活が保てない、そういう現実的がある。この現実は都会に住んでる私達には、到底理解できない事なんだな、と。原発の賛否以前の問題なんだよな。

所々、土砂崩れでレールが埋まっている場所を乗り越えながら進むと、またレールが分岐している場所に辿り着いた。ここは木を切り出してトロッコに乗せたりしていた跡だとの事でした。
建物が建っていたと思われる土台も朽ち果て、木の根が絡み付いてる。

妻が、腕が痒いなぁ、と言ってて、みたらポツンと赤くなっている。

虻か何かに刺されたかな、、、あ〜、虫除け持って来てないわ〜、と。。。
(実は、虻なんかよりも、もっと恐ろしい事態に。。。)

ここから、河原の方に下りれそうだったので、少し下の方まで歩いてみました。

吉田さんと、周りの木々を観ながら話をしていたのですが、、、

突然、妻が「ぎゃー」って叫んだ。

なんだ、なんだ??、と妻を見ると、、、

妻の腕に、何か体調10mmほどの小さく、どす黒い、ウネウネした生物がヒクヒクと小刻みに動いている。

直ぐに吉田さんが取ってくれた。

「山ヒルですね」と。

うげげげ、ヒル!!!

吉田さんは、手のひらでコロコロとヒルを転がして、遊んでいる(爆)

「ほら、こうやって動いて血の吸う場所を探してるんですよ。動きが止まると血を吸い出すんです」って。

いや、もう、そんな説明、いいから!(笑)

ああああっ!!

私の胸元にも、、、

ああああああああっ!!

足下にもっ!!!

もう、パンパンとはらいまくって、とにかく、この場所から退散っ!!

妻は足首からも血を吸われたらよで、しばらく出血が止まりませんでした。

トロッコ道に戻って、とにかく歩いて逃げる。
なんかもう、まだ体の何処かにヒルがくっついていそうで、きもぢわるい゛、、、

「このルート、ほとんどヒルなんていないんだけどなぁ、、、昨日の雨のせいかな」と。
普段は、猪や鹿にくっついて血を吸うんだそうで、猪や鹿の行動範囲が広がると、ヒルの生息域も広がるんだそうです。

とにかく、なんとかヒル・スポット(爆)からは逃れられた模様、、、よかった。。。

また、しばらく歩くと、、、

お、、、おおおっ!!

トロッコ道が、、、完全に崩れている。。。

過去の台風や豪雨等で土砂崩れが発生して、レールごとトロッコ道が流されている。
下は急流な川になってしまって、レールだけが7,8メートル宙ぶらりん状態になってる。

もちろん、このままでは先に進めない。

「ジェットコースターみたい」と呟いてる妻(爆)

どうするのかと思っていたら、吉田さん、横の斜面を急に下り始めた。
もちろん、道なんて無いし、かなり急です。

おまけに昨日、雨が降ったので滑りやすい。

しかし、吉田さん、、、さすがというか、凄いというか。。。

けっこう大きいザックを背負い(たぶん40Lぐらいか)、腕組みしながら、足を置く位置を的確に選んで下りて行く。

もうこっちは必死ですよ(笑)

両手で、そこらの岩や木の根をつかんで、一歩一歩下りて行く。

そして、川幅の狭くなった場所から、向こう岸になんとか渡りました。

ふ〜

次は、急勾配な斜面をいっきに登る。
やっぱり、登りの方がラクだ。。。

すると、ずっと迂回して来ているトロッコ道に出ました。
ショートカットした感じですね。

こんな場所が3カ所ぐらいあって、その度に急な斜面の上り下りをする事になってしまいました。
で、、、お約束のごとく、全て尻もちする事に、、、(笑)

ずんずん歩いてると、妻が何やら発見する。

キノコのようだ。
これ、つっ突くでない(笑)

実は、妻はキノコが大好きなのであった。

もう、歩きながら次から次へとキノコを見つけては、吉田さんに「食べられるやつですか」、「毒あるんですか」、「これ、なんていうキノコですか」と、、、

姉妹には吉田さんも「よく見付けますよねぇ(笑)」と言いながら、負けじとキノコを探している(笑)

変わった面白いキノコも幾つか発見した。

指で挟んで押さえると、ホフッて感じで胞子?を吐き出すキノコだったり、、、まん丸くてブヨブヨと弾力と重さのあるキノコで、割ってみたら中がゼリー状になってて、更にさの中に芯のような部分があるキノコとか。。。

吉田さん、300種類ほどのキノコを見分ける事は出来るそうなのですが、それでも確信を持てないキノコも沢山とありました。特に若いキノコの判別は難しいそうです。

キノコって、菌の「花」みたいなもので、本体は地中にいる菌。
場合よっては、何ヘクタールも広がって菌がいる事もあるそうで、その菌の集合体を1つの生命体と考えたら、地球上でもっとも大きな生き物になるんだって。

触るだけでも危ない毒キノコってあるんですか、、、と妻が聞いたところ。。。

「うーん、、、あ、ありますね。カエンダケっていう赤いキノコ。触ると皮膚がタダレてくるんですよ。致死量も3グラムと言われているから、かなり危険な毒キノコです」って。

この原生林にもカエンダケは生えているいるそうなのですが、このトロッコ道では見掛けた事は無いそうです。

山側の上の方に見つけた、ヘンテコなキノコも、吉田さんは軽々と登って見に行ってくれる。
凄いなと思ったのが、降りる時。急な斜面で、もちろん道も何も無い場所。ほとんど足を動かさずに、そのまま滑り降りる感じで、時々スピードを調整する感じで足を一歩前へ出す、そんな降り方で。

そんなこんなで、3時間ぐらい歩いた所で、大きく崩れている場所に出て来た。
ここは下に降りて迂回できる場所は無く、けっこう険しい感じの崩れ方をしている。

更に紐で、ここから先は立ち入り禁止、というような看板までしてある。

半分、宙に浮いて傾いているレールと枕木が10メートルほどでしょうか、続いている。その先は、また今までのようなトロッコ道になっている。

吉田さんが、「さて、どうしましょうか。ここを渡って、もっと先に進みますか?」と。

え、

ここ、渡れるんですか、、、というか、渡るんですか?(笑)
もし、下に落ちたら、、、無傷ってわけにはいかない感じなんですけど(笑)

吉田さんは、ひょいとローブをまたいで、宙に浮いたレールの上を、少し渡りでした。

それを観ていた妻が、、、

これはムリ、と(笑)
私も、ちょっとムリかも、、、と(笑)

これ。レールとかにしがみついて、よつんばになって渡る事になりそう。。。

「それじゃ、ちょうどお昼も回ったので、この辺りでお昼御飯にしましょうか」と、吉田さん。

???

この辺りって、、、

トロッコ道しか無いし、、、まぁ、その場で座って食べるって事かな、と。。。?

そんな事は、おかまい無しって感じで吉田さんが、何かを探している。

「ここから下に降りましょう」

え、

河原に?

さっき、ヒル地帯やショートカットした時も河原に降りたけど、あれはトロッコ道と河原の高さが、そんなに無かった。
しかし、ここは、河原よりかなり高い位置でトロッコ道が走ってる。

今までにない急斜面を降りる事に。
カニ歩きで、そこらじゅうにある岩や木にしがみつきながら降りる。

そして、、、妻は滑ってこける。

私も滑って転ぶ。。。

あぁ、ズボンが破けてしまった(笑)

河原に降りると、凄く視界が開けていて、上のトロッコ道にいた時とは、全く違う景色が広がっている。
対岸の正面には、小さな滝もあった。

水も、とても綺麗。

このトロッコ道、日帰りコースだと、だいたいこの地点が折り返しポイントになるそうです。
これより先に行くと、日帰りが難しくなるので、その場合はテント持参のコースになるんだとか。

早速、吉田さんはコンロ等を取り出して、昼食の準備に取り掛かった。

私達は、お昼御飯もお願いしていたんですね。

鹿の燻製とサラダと香ばしいパン、そして、羊だったかな、マトンのソーセージが入ったスープ。
とてもとても美味しい。

こんな自然の中で食べてる、凄く贅沢だよね。

お昼のんびり時間、、、の間も、妻はキノコ探しに余念がありません(笑)

十分に休憩をして、さあ、帰路へ。

来た道を戻っていると、けっこうこれから歩いて奥へ行く人もいる。かといって、テント等を持っているほどの装備をしている人もいない。
更に、私達よりはるかに軽装備な人も。

途中で、崖崩れ等で急斜面を降りて河原から、水面に出ている岩を歩いて渡って、、、みたいな情報は現地の人に聞かないと分からないと思うので、どうすんのかなーと(笑)

河原に降りる斜面に、道なんて無いしね。半ば、強引に降りていってるから(爆)

帰りも、妻はキョロキョロとキノコに夢中。

そんな時、吉田さんが、、、

「ありましたよ、あれ、あの赤いのが、カエンダケです」

ちょっと歩いては行けない場所でしたけど、大きな木の脇に、真っ赤で細いニョキっとした感じのキノコがありました。

おおう、あれが、猛毒のカエンダケなのか。
こわ〜(笑)


※写真真ん中の小さい赤いのが、そうです(笑)

そして夕方、京都大学の施設まで戻って来た。
そして、車で田歌舎まで戻り、預けていた荷物を受け取る。

ここから、今日の宿までは、やはり可成りの距離があり、この時間からはとても歩いて行けるはずもない。というか、例え朝一からでも、歩いて行くには、可成りの長距離になる。

で、まぁ、ダメもとで聞いてみたら、なんと、宿まで送って行ってくれる事に。

助かります〜!!

そして、日が落ちる前に、今夜のお宿、「旬季庵」さんに到着。

吉田さんにお礼を言って別れる。

この「旬季庵」さんは、かやぶきの大きな古民家を使った宿で、最大でも2組しか泊まる事の出来ない宿。もちろん、貸し切りで泊まってもOKで、貸し切っても、そんなに宿泊代は変わらない。

門は木々に覆われている感じで、その中に入るとステンドグラスの窓が綺麗な玄関が現れた。
中に入ると、小さな土間があって、まるで江戸時代のような、そんな雰囲気。

玄関から小部屋を通ると、大きな囲炉裏のある部屋があり、既に夕食の準備が始まってました。

私達の部屋に通されると、けっこう広い一室、全て間接照明で独特の雰囲気。
茶室の離れもあって、そこでは朝食をするそうな。

間接照明なので、普段の生活環境から考えると、とても薄暗い。
そして、もちろんTVもありません。
なんとなく、幕末のお宿って、こんな感じなのかな、っていう。

今日はけっこう汗もかいたので、夕食前にかるく汗を流しておきたいなー、って事で、お風呂へ。

お風呂場へ行くと、入り口に、何やら「立て札」らしきものが用意されていた。

?

「ただ今、入浴中」、、と、書かれてある。

ははぁ。
このお宿、最大でも二組の客しか泊まれない。
普通に貸し切りで泊まる人も多いはず。大人数とかじゃなくて(そもそも、この宿で大人数は無理だし、たぶん断られると思う)、例えば二人で貸し切りってのも、全然OKのお宿。

そう考えたら、お風呂も誰かが入った時点で、貸し切り状態にするんだね。
だから、家族風呂としても、そのまま使える。

でなわけで、私一人の貸し切り(笑)として、使わせもらう事に。

お風呂は、けっこう広い。
湯船も大きいけど、フタの板が大きくて重いぞ(爆)

ちょっと熱くて、あまりゆっくり入ってられなかったのが、個人的には残念だったかなぁ。

かるく汗を流してサッパリ。

そうこうしているうちに、夕食の時間。

もう一組のお客さんは、2,3才の子連れご夫婦。私達より若いかな。

このお宿、ご夫婦でやられている。
おかみさんが料理を運んでくる。

一つ一つがゴージャスって感じではないけど、郷土料理中心の丁寧に料理されたものばかり。
囲炉裏では、魚が炭火で焼かれている。ちょっと待ち遠しい(笑)

おかみさんや、もう一組のお客さんと話をしつつ、まったりと時間が流れます。

最後に料理を作っていた主人が出て来られ、色々とお話を。
なんと、元々は兵庫県尼崎市で料理屋をやっていたそうな。

お腹も満たされて、再度、お風呂。
男子用トイレが、ちょっと面白い。まあ。泊まってみてのお楽しみ?

そして夜も更けてゆく。

朝だ。
朝食は、8時半だったかな、普通の宿よりは遅い時間。

本当なら、朝の早いバスで出発しなくちゃいけなかったのですけど、主人が送って行ってくれるとの事だったので、私達もゆっくり。
朝食まで時間があるので、ちらっと散歩でも。

宿を出て直ぐに、、、あれ、またまたヤギがいる。

実は、ここのお宿で飼ってるヤギなんだそうだ。
元々、畑で野菜を作り始めた時に、雑草とか?を食べてくれるので、飼い始めたそうなのですけど、今は大きくなって手をやいているらしい、オスなので乳も出ないから、、、と(笑)

ぐるっと一回りして、さあて、朝食の時間。

離れの茶室に行く。
とても小さい部屋で、こじんまり。
窓から見える緑の景色がとても綺麗。

朝食していると、「コーヒーあります」という張り紙をみつける。

わざわざ張り紙するぐらいだから、と思い、朝食後に頼んでみました。

ちょっとしたお菓子付きで、洒落たセットが出て来ました。

おお、凄く美味しい!!
私、特にコーヒー通でもないし詳しくもないし、普段はインスタントばかりですけど、コーヒーは好きな方です。

酸味が少なく、でも香ばしい。
とてもとても美味しいコーヒーでした。

旬季庵さんのコーヒー、お薦めです。

さて、出発の時間。
主人の車で、再び道の駅「美山ふれあい広場」まで送ってもらう。

そこで、アレコレとお土産を買ったり。
そうそう、ジェラートも食べないと!!
おやきが美味しそうだったので、買ってみたり。

そんなことしていたら、、、あらら、雨が降り始めた。。。

と言っても、後はここから路線バスに乗って、JRの駅へ向かって、帰るだけですけどね。

帰りは通常の路線バス、お客さんも疎らな感じです。

日吉駅に着いて、ちょっとゆっくり出来るかなと思っていたら、直ぐに電車が来てしまった。
なんとなく残念(笑)

園部で乗り換えて、京都へ。
さすがに園部過ぎると、普段の生活圏内って雰囲気になってくるね。

そして京都から大阪へ。

ちょっと天候が残念でしたけど、美山は素敵なところでした。
公共の交通機関が少ないので、車が無いと、なかなか行こうと思う場所ではないけれど、また行きたい。
というか、「薪能」はリベンジしないと!!

ふう、やっと書き終わった(笑)

京都は美山旅日記(1/2)へ戻る

P.S.
「京都・美山旅日記」の写真(80枚ほど)は、Flickrに全てアップしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました