「どすえ6」終了しました!!

ライブ、「京都でTechnoライヴどすえ6」が無事に終了しました。

※photo : b_t
お越し頂いたお客様、ありがとうございました。
出演者のみなさまには、またまた沢山の刺激を受けました、お疲れさまでした。
そして、主催者KAiTOPさん、お世話になりました、ありがとうございました。
去年、「どすえ5」が東京へ乗り込んで開催された時、ノリで私も大阪から遊びに行ったんですよね。
勢いだけで(笑)
その時、KAiTOPさんから、、、
「来年、覚悟しておいて下さいよ」
、、、と言われていたのですが、、、本当に「どすえ」に参加する事になったのでした(^^;;


さあ、ライブ、自分はどんな事をしよう、、、
でも、、もうやる事は決まっていました。
そう、「モジュラーシンセ」だけ、それだけでライブする事です。
それが、今の自分らしい「Unyo303ライブ」だと思う。
と同時に、不安もいっぱい。
いつもなら、モジュラー1セットと、それにプラスαの機材というパターンが多いのですが、本当であればモジュラーだけでのライブというのが、自分の中での理想なんです。
でも、なかなか簡単じゃない。
今回の「どすえ」出演者の顔ぶれは、本当に多才な人達が集まっている。
「テクノ」と名のつくライブ・イベントだけども、正当なテクノポップからアンビエントに即興、自作機器に尺八や琴まで、、、そんな人達の中でやるんだから、自分の「これ」っていうライブが出来れば、という思いもあって、久しぶりにモジュラー2セットに増やしてやる事にしました。
しかし、事もあろうにライブ一週間前になり、体調がおかしい。
まずい、、、風邪か、、、
木曜日、金曜日と、かなりフラフラ。
熱は無いっぽいのですが、体は熱っぽい感じもある。。。
本当なら帰宅後に少しでもライブの練習、そして翌週のYODO Loverに向けて、音のサンプリング作業、、、と時間を使いたいところ、このままではライブ自体もままならないと思い、とにかく早く寝る事に。
金曜日、帰宅後に、とりあえずライブ当日と同じ気持ちで1回だけ練習、その勢いで機材の荷造り作業。
倒れるように布団の中へ(爆)
明けて土曜日、体調は、、、っていうか、もう、とりあえず体は動くんだから、勢いで行くしかない(笑)
機材を背負い、転がし(笑)、京都は五条へ向かう。
駅を降りて、しばらく歩いた所で雨が、、、
むーん、、、雨対策をしているのですが、、、傘を取り出してさすのが面倒なので、しばらく雨宿り。
小降りになったところで、目前のライブハウスへ、、、が、見当たらない。
???
このあたりのはずなのに?
雨がまた強くなって来た、、、こりゃまずいと思い、KAiTOPさんに電話。
。。。。。
Google先生!!
ウソの地図、駄目じゃないですか!!(爆)
そんなわけで、無事にライブハウス「Arcdeux」に到着。
まだ開いてないという事で、しばらく待つ事に。
そんなこんなで13時オープンまで待っているうちに、出演者の方々が続々と到着。
ほどなくオープン。
機材の搬入、、、さあ、とり急ぎセッティングして、リハ準備。
KANADEのOKAさんからスタンドとテーブルをお借りして、ステージでパッチング作業。
だいたい頭の中でパッチングは決めてきているけども、4,50本のケーブルをパッチングする作業、信号の流れを確認となると、やはり1時間ぐらい掛かってしまう。
私のリハ自体は15時前からだったので、時間には余裕があり、少し助かりました。
もし時間が無ければ、1回線だけでも音が出る状態にして、リハをやろうとも考えていましたから。
私のリハ直前、PAさんが私のところに来て、、、
「これって、全部、アナログなんですか?」って、聞いてこられた。
えぇ、全部、完全なアナログなんですよーって。
なんだか、、、PAさん、目が萌えていたのは、、、気のせいだろうか。
電気そのまんまの音しか出ないんですけどね、って言うと、、、
「僕、そういうの好きですよ」って(笑)
で、リハ。
うん、音は上手く出ているみたい。
後半から出すつもりでパッチングした、あの音も、、、いい感じっぽい。
私の前にリハを終えていた、チカチカのタケキヨさんと、モジュラー対談?
ぜひぜひ、モジュラーのオーナーになって下さい!!(爆)
テクノポップといえば、モジュラーです(違)
私の後、ミン藝喫茶 あミンのリハ中、私がサカイさんのテルミンに近づいたものだから、、、
♪ふぃ〜ん
、、、って音が漏れる。。。
あわわわ、すいません(爆)
さて、とりあえず私のリハが終わったので、先にホテルに行ってチェックインだけ済ませておこう。
ライブハウスから歩いて3分(笑)
昼御飯もまだなので、ライブハウスに戻る途中、コンビニでおにぎり等買って、楽屋で食べました。
オープニングと転換時にDJされるb_tさんが、アンビエントなトラックを流し始め、あと数分で会場という時、ちょっと衝撃的なニュースが、出演者達の耳に入った。
「加藤和彦さんが自殺?」
えええー?!?!
サカイさんが、、、
「冒頭で追悼の意味を込めて、ちょっと歌いますよ」って。
オンタイム。
そして、会場。
17時、さあ、トップバッター、KANADE!!
KANADE
ラップトップPC、尺八x2、琴、ヴォーカルという編成。
オープニングといいながらも、凄いテンション。アグレッシブにソロを吹きまくる尺八、その間を縫うように琴が鳴り響く。ダンサンブルなビートとヴォーカル、、、かっこええです!!
KANADEのリーダーである、OKAさんとは今年の2月、「ミズノササヤキ」というライブに参加させて頂いた時に、初めてお会いしたのですが、KANADEというユニットとしてのライブは初めて聴きました、、、というかフルメンバーでのライブは今年初?だとか、、、(^^;;
♪ミン藝喫茶 あミン (RAKASU PROJECT. + Sakai)
そう、、、去年の「どすえ5」で誕生した、テクノで電気でセンサーでミン族な、小芝居ミュージカルユニット!!(爆)
なんと、ストーリーが去年から繋がっているではないですかっ!!
オープニング、サカイさんがフロアを掃除する芝居をアドリブでやりながら、、、
「あの、素晴らしい、愛を,もう一度〜」
、、、と、ワンコーラス歌う。
フロアにいたお客さんの中で、何か感じかられた方、いらっしゃったかなぁ。
ライブが始まると,,,出ましたハリセン(笑)
出ました、数々のミン楽器。
(ライブ中、センサーの部品が外れるハプニングも、、、笑)
出ました、RAKASU先生のキュートな歌声。。。
このストーリー、続きがあるのか、とっても気になる次第(笑)
♪Unyo303

※photo : Saya Nishida
私、、、ですね(^^;;
うーん、、、
どうでしたか?(笑)
後半、自分の中で、「中だるみ」しちゃったんですよね、、、
自分の気持ちの中では、最初からずっと、少ない数の音だけで、ひっぱる、、、って思っていたのに、いざ始まると、、、
「次、、、次の展開は、、、どうしようか、、、」
なんていう気持ちが、強く動いてしまって。。。
このあたりは課題ですよね。
ただ、中盤からは、、、このDoepferモジュラーのパワーを感じてもらいたいと思って、パッチングしておいた音、あの音だけは、なんていうのか、「音の塊」っていうのか、そういうのが体にダイレクトに伝わってくれたかなぁ、と。少しは、、、(^^;;
低音で4つ打ちっぽい感じで、、、
ばぅーん、ばぅーん、ばぅーん、、、って(笑)
これ、凄く単純なパッチングなんですよ、モジュールも3つしか使ってない(笑)
それで、あの音ですから、Doepfer怖いですね(爆)
レゾナンスがゼロでフリケンシーもゼロの状態で、ミキサーのフェーダー上げてからスタートしたんですけど、もうその時点で耳には聴こえないけど、なんか空気がビリビリと振動しているのがステージ上でもわかって(笑)
耳に聴こえない低音ガンガンで、その振動だけは空気を伝い感じ取れる。
PAさん、ヒヤヒヤだったかもなぁ。。。
すいません、こんな事ばかりしてるもんで。。。(^^;;
こんな事しか出来ないのに、お誘い頂いたKAiTOPさんの懐の深さに感謝です、ホント。
そういえば、西田さんにもチカチカのタケキヨさんにも、「後ろ向きでやらないんですか?」って言われた。
うーん、、、松武さんも、そんなずっと背中向けていたわけじゃないのに、、、
伝説って凄い(笑)
Saya Nishida & 4D Modulation Studio & Bayan
こちらも「どすえ5」でユニットを組まれた、西田彩さん&4D Modulation StudioことCUEさん、そして今回はタブラ演奏家Bayanさんが加わった、トリオで登場。
個人的に一番聴いてみたいユニットなのです。
3人が織りなす即興アンビエントな世界。
あの演奏、即興なんですよ。
西田さんは、いつものサイレントギターと数々のハード・エフェクター、更に今回はラップトップPCでMax/MSPを立ち上げ、リアルタイム加工。
東京さからの参加、CUEさんは、2月のライブで急遽御一緒させて頂いた、めちゃカッコイイ人。
鍵盤ハモニカ&ソプラノサックス、そしてパーカッションを巧みに操る。
Bayanさんのタブラは、空間に鳴り響きアクセントとして凄く気持ちいい。
3人もいるのに、音と音の隙間さえ感じ取れるライブ、絶品でした。
ライブ終了後、楽屋でCUEさんと話をしていて、2月のライブの話になって。
その時、オケをラップトップPCで流して、その上で演奏したんですけど、、、
「絶対、オケが無い方がいいよ」って。
確かに、、、西田さんやCUEさん達のライブは、本当にライプらしいライブだと思うんですよ。
電子機器使っていても、ライブはこうでなくっちゃっていう方向が見える感じがしてるんです。
そういう事を、自分のベクトルで解釈して、自分の世界から出せる事が出来たら、、、と妄想だけは膨らむのですが、、、
チカチカ
名古屋からの参加。
お名前だけは以前から存じ上げていたのですがー、、、正当派テクノポップな二人組ユニット。
YACHIYOさんのキュートなヴォーカル、ピコピコ音なTAKEKIYOさん。
ステージが華やかになりますよ〜、可愛い!!
個人的に、「恋のパラシュート」を生で聴けたのが嬉しかったです(爆)
あぁ、、、イントロのヴォイスは、ああやって出していたのかぁ、、、
頭の中で、「こーいーの、パ〜ラシュート」って、こっそりループしてる。。。
最後、あめ玉をフロアに投げ入れるサービス(^^;;
2つゲット(爆)
やっぱり、モジュラー、似合うと思いますよ〜、ぜひぜひ(こら)
The Phonos by CUBE(K5) + TECHNOTRAIN(TTR)
チカチカが始まる前に、CUBEさんが到着。
KAiTOPさんが、やきもきしてました(笑)
チカチカと同じく、名古屋から参加のTECHNOTRAINさんも、テクのポップの王道スタイル。そして、いつもよりダンサンブルな感じのCUBEさん。
お二人の曲を交互に演奏しつつも、ビートはCUBEさんがアレンジされていたりして、のんびり列車の雰囲気が、今宵は急行仕様って感じでノリノリでした。
楽曲の音も、さすがのお二人。一つ一つの音がクリアーで気持ち良かったですよね。
どの曲もメロディックで親しみ易い、キラキラな曲。
目の前が、ぱーって広がる感じですよね。
♪Futamawari (KAiTOP & DAN)
出ました、ガスマスク、、、じゃなくて(笑)
レーザー!!
カット飛びトランス・ビートにノって、レーザー・ショーの幕開けです!!
スモークが焚かれる中、暴れるレーザー。
そして、下からのレーザーがKAiTOPさんのギターに当たると反射して、天井へ。
そしてギター自体からもレーザーが、、、
DANさんのAirFXにもレーザーが取り付けられ、パワーアップ。
なんかもう、この世とも思えない、、、(え?)
イッキに駆け抜けた30分。
これ、野外でやって欲しいなぁ、、、もちろん深夜に。
気持ちいいだろうなぁ、、、トランスでノリノリで、レーザーで。
b_t
そして最後に、オープニングDJから、転換時にDJとされていたb_tさん。
リハの時には、ノリノリなビートだったのに、本番では一貫してアンビエント。
決してお客さんの会話の邪魔にならないように、それでいて自分のDJも耳に届ける。
そんなプレイに専念。
御本人曰く、「スキマ芸人」って(笑)
b_tさんのアンビエント、大好きですよ。ライブ・アルバムなんかも、あれ、ずっと繋がってる状態で聴きたいって思いましたし。
そして、もう一つ、、、ちょっと凄い事が、、、
事前情報として、こっそり耳にはしていたのですが、、、
なーんと、今回の「どすえ6」に、とある有名なミュージシャンの方が、遊びに来て下さってました!!
も〜、、、あぁ、、あの人が、目の前にいる〜、、、って感じで(^^;;
そう、あのバンドにも現在、関わられている方です。
プライベートで来られているので、これ以上は秘密です(笑)
とにもかくにも、、、御挨拶だけ、、、が精一杯でした(^^;;
ライブも全て終了。
とりあえず、私は取り急ぎ機材をホテルに投げ込み、みなさんと共に打ち上げへ。
その頃には、疲れも出始めてて、鼻水ズルズルに。。。
打ち上げでは、なんでもKANADEさん達が、岡山県でのFM津山で番組を持っているらしく、今回のライブの模様をON AIRするそうな。それに合わせて打ち上げ時に出演者へインタビューして、それも使うそうな(爆)
なんか、少し喋りましたが、、、(^^;;
没ってない事を祈ります(笑)
岡山方面のみなさま、ON AIRチェックしてみて下さいね。
それから、あの、、、KANADEの不思議ちゃん?
一度お会いすると、絶対に忘れられないキャラクターの持ち主ですね、、、
Bayanさんの、トドメの一言が、、、爆笑でしたが。。。
本当に楽しい人達でした。
自分の体調管理が出来ず、万全な状態ではなくて、本当にスイマセン。
私宛で予約を入れて下さった方々も、全員ライプに足を運んで頂けて、本当にありがとうございます。
期待に応えられるパフォーマンスだったかどうか、、、ですけど。。。
練習したり、あれこれ考えたり。
重い機材を運んだり、集客を考えたり。
主催者は、その何倍もの苦労されたり。
でも、だからこそ、こういうライブって、楽しい。
やって、参加して、良かったな、って。
自分の足で現場まで行くからこそ、そこで本物の体験ができる。
だから楽しい。
それは、出演するだけじゃなくて、お客としてライブに足を運ぶのも同じ。
打ち上げ終了後、Kaseoさんやdj.p.k.g.さんが出てらっしゃるイベントにも行きたいと、最初は考えていたのですが、とてもとても鼻水ズルズルで行けませぬ。
そのままホテルに戻り、シャワー浴びて、ばたんきぅ〜
今回の「どすえ6」、お声を掛けて頂いたKAiTOPさん、本当にお疲れさまでした。
年上かぁ、、、(爆)

コメント

  1. KAiTOP より:

    大変な体調の中、本当にお疲れさまでした。
    個人的にはあの「音にならずにカラダで感じる音」てのは大好きです。
    あんなズ太い音はアナログでないと出ないですね。
    そしてその音を少しずつ変化させてゆくうにょ博士の姿、こりゃ24歳児も惚れますってwww
    またどっかで御一緒してくださいね!

  2. うにょ303 より:

    >KAiTOPさん
    お疲れさまでした。
    こちらこそ大変、お世話になりました。
    あの音、♪ばぅんばぅん「だけ」は、ちょっと自慢です(爆)、、、もっとキツイ変化は出来たのですが、ちょっと危ないかなと思って、、、(笑)
    不思議ちゃんは、、、いえ、、、素敵な方だったなぁ、と。それは本当に。
    またカレーやらなんやらで、音遊びで御一緒しましょう〜

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