喋りまくる

違法建築と、そのチェック体制の問題。
誰もが思う事は、これは「氷山の一角」なんだろうな、と。
高速道路の建設等で組織的な談合が発覚して問題になりましたけど、みんなで仲良く食べていくためにという、そういうところってあったじゃないですか。
今回の問題も、一人の建築士と数社の建築会社とかいう問題じゃないと思うんですよね。
そういう世界で、持ちつ持たれつで食べていこうよ、という暗黙のルールはあったと思うのよね。
ヒューザーの小嶋社長にしても姉歯氏にしても、「これ以上、喋るな」と思っている人、世の中に沢山いると思うんだけどなぁ。同じ業界の人達にはもちろんのこと、政治家の中からも。
色々と喋られると、話は段々と裾野が広がって、業界全体の問題と政治の問題にも発展しそうで。
でも、そんな事の前に、、、私も新築のマンションを「毎月の家賃を払うぐらいなら」と購入した人間ですから、もし自分が住んでいるマンションが欠陥で、それが“倒壊のおそれ”なんていう事態だったとすると、ちょっとね、、、想像を絶する話ですよ。
被害者の方々には最終的に現金でしか解決できないわけですが、、、でもね、そこのマンションを購入するとか、そういうのって色々な気持ちがあって決めるわけですし、そこの街で生活を始めているわけで、また別の街に引っ越しというのは、例え1円のお金も掛からずに移転できたとしても、凄く精神的なダメージがあるわけですよ。
家にも愛着があるのはもちろんですが、住む街にも愛着って出て来ますものね。
住むための建築物って、そういう人の気持ちも加わるという事を、忘れては駄目ですよ。
いや、、、まぁ、、、うちのマンションは大丈夫なのか?

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