ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013

いや、ゴールデンウィークの話なんですけど(爆)

今年のゴールデンウィーク、2年ぶり?に、「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013」へ行って来ました。
妻は毎年、行ってるんですけどね。

クラシック音楽のイベント。
で、敷居を高く、とか、そういう堅苦しさを無くしちゃって、音楽フェスティバル系なノリで気軽に楽しんでもらおう、というクラシック音楽らしからぬ、ゆる〜いイベントなのです。

特にびわ湖ホールで開催される「ラ・フォル・ジュルネ」は、目の前が琵琶湖畔ですし、周囲は広々とした散策空間が広がっていて、小洒落たカフェやレストランがあり、イベント中は屋台なんかも沢山と出て、さながらクラシック版野外レイヴ的雰囲気になるのです。

ホール内では、朝から夕方まで色々なプログラムやテーマで演奏がおこなわれる。
自分の聴きたい演奏をハシゴするのも、もちろん有りです。
(人気のある曲目だと、チケットは早々に売り切れるので御用心)
野外でも地元演奏家によるパフォーマンスも随時おこなわれていて、1日中音楽漬けで楽しめるんです。

びわ湖ホールに向かう途中、京都駅で途中下車。
京都伊勢丹で井傳(いでん)のお弁当を予約していたので、それをゲット。
演奏終了後がお昼過ぎになるので、琵琶湖湖畔でお弁当と洒落込む手筈(笑)

JR大津駅からは路線バスでもタクシーでも徒歩でも行ける。
イベント期間中は無料送迎バスもあります。
私達は、演奏の時間まで、それほど余裕も無かったのでタクシーで移動しました。

いやー、沢山の人ですし。
天気もいいし、ビールやらワインを売ってる屋台では、「どう考えても、飲みに来てるだろ」って客も沢山で、いい感じになっています(笑)

これぞ、野外レイヴ!!(違)

とりあえず、お目当てのホールに入る。
まだ準備中。
えーと、、、とりあえずピアノを確認、、、あぁぁぁ、スタンウェイかぁ。
ベーゼンを期待していたのだけど。
前回、私が来た時に聴いた演奏ではベーゼンを使ってて、それだけで感無量だった(笑)

で、私達が聴いたのは、これ。

児玉桃(ピアノ)/ラムルー管弦楽団/フェイサル・カルイ(指揮)
時間: 11:15-12:15  会場: 大ホール
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ラヴェル:ボレロ

やはり、圧巻は最後の「ボレロ」。

クラシック音楽といっても、ボレロなんかは明らかに現代音楽。
そして、ミニマルミュージック。

あの有名なスネアのリズムから始まる。
そして、そのスネアのリズムは最後の最後まで同じフレーズを刻む、超ミニマルの世界。
そこに一つずつ音が足されていく。

ずっとずっと、同じフレーズが延々と繰り返される。
フルオーケストラによるミニマルミュージック。

静かに静かに反復されるテーマ。

そして、コンダクターがまるで手を振るわせるような渾身の一振りで、世界観が一遍する。

反復されるテーマ、しかし、壮大に広がりへと変わり、鬼気迫る音の洪水が迫って来る。
音に圧倒されながら、最後の一撃で劇的な終わり方をする。

スタンディングオベーション!!

静かな反復。
そこに潜む狂気。
それが、一瞬の間に解放された時の、あの恍惚感。

素晴らしい!!

さて、昼御飯。

良い天気じゃー

妻は屋台で買って来たフルーツビールで飲んだくれ。

屋台でワカサギの天婦羅とかもゲットしましたよ。

帰りは地元の西武百巻店まで歩いて、そこで手作りスモーク工房仙人が出店を出しているとの情報で、色々とゲット。
通販で買ったりしていたのですけど、ホント、美味しいんですよ。

そして、JR膳所駅まで歩いて帰って来ました。

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