東北地方太平洋沖地震

なんだろう、目眩?

体が、ゆっくり、ゆーっくりと揺れている感じがする。

気のせい?

職場、隣を見ても普通に仕事をしている。

気のせいか、、、いや?

違う、これ、地震だな。

やたら、揺れが長いな。。。

嫌な予感がして、直ぐにWebブラウザ立ち上げたら、宮城県で震度7だという。
これは駄目だ、震度7クラスは、私は阪神淡路大震災を目の当たりにしている。
震度7、「大丈夫」とは絶対に言えない、甚大な被害が出るレベル。

ただ事じゃないかも、、、と思った次の瞬間。

Webブラウザをリロードした次の画面には、津波警報の文字が。

最大6m。

情報は直ぐに更新された。

最大10m以上。

有りえない。
何が起こってるんだ?

しばらく地震情報をtwitterから確認していた。
iPod touchでNHK World Live映像を無料で見れるアプリがあるので、ダウンロードして来た。

そして、あの建造物を押しつぶし、田畑をのみ込む津波の映像がLiveで放送されていた場面を観てしまった。

なに、これ。。。

、、、そう頭の中で言葉を絞り出すのが、精一杯だった。

私がフリーター時代に日本一周した時、もちろん宮城県も訪れた。
仙台にも一泊した。気仙沼にも大船渡にも一泊した。
また、結婚してから妻と東北旅行した時、気仙沼で一泊して港近くにある、魚料理の美味しい店で晩御飯を食べた。

そんな場所が壊滅的状態になっている。
そして、夜になると、その気仙沼が火の海と化していた。

火の海の映像を観た時、ちょっと泣けてきました。。。
なんてことだろう、、、気仙沼が。

阪神淡路大震災、私は大阪在住なので直接的な被災はしていませんが、あの早朝、まだ暗い中、体が吹き飛ばされそうな強烈な横揺れと、部屋の中に置いてある、ありとあらゆる物がぶつかり合った、あの体験は今でも体が覚えています。

また、当時は某イベント系会社で音響スタッフのアルバイトをしていて、読売TVの音声手伝いとして、三ノ宮に海路から入って中継の手伝いとかをしていました。被災された方々の避難所がメインだったので、生々しい光景を目の当たりにしました。

ギリシャやイタリアへ旅行に行った時、普通に町中に数百年前の建物が住宅として使われていたりしてる。
つくづく、地震が無いんだろうなぁ、と思った事がありました。

私、40年ほど生きてきて、震度7クラスの地震、この日本で4回目ぐらい?
たった40年ですよ?
改めて、日本は地震国なんだと。

日本政府には、一切の出し惜しみをしないで欲しい。
もし、変なメンツがあるなら、そんなもの捨てて欲しい。

もうこれ以上、被害が大きくならない事だけを願います。

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