The World’s smallest garden vol.4終了

koumさんがオーガナイズする、秋の夜を虫の音色と共に楽しむアンビエントな電子音楽ライブ、「The World’s smallest garden vol.4」が終了致しました。
お越し頂いたみなさま、ありがとうございました。
オーガナイザーのkoumさん、お世話になりました。
そして、このライブにお誘い頂いたSaya Nishidaさん、お疲れさまでした。


YODO Lover前夜祭で気持ちいいアンビエントなライブだったKoumさんが主催するイベントだし、Sayaさんも出演されるという事で、会場の雲州堂にも自宅から自転車で行ける距離だし、遊びに行きますよ〜って感じだったんです。
その後、たまたま私がREON driftbox sとBOSSのGIGA Delay DD-20で、DD-20をルーパーがわり的に使って、色々と試していたら、これがなかなか面白くて、新しい発見?もあったりで、「driftboxとディレイだけでOK」だなぁ、、、なんて感じていたところに、Sayaさんから今回のお誘いがあったんです。
それで、よしそれなら、driftboxだけを音源にしてやってみよう、と。
今回は、Sayaさんもいるわけですし、鬼に金棒です(笑)
そして当日。
雲州堂に到着すると、koumさんやTanimuraさんがステージのデコレーションの真っ最中。花を生けて綺麗なステージに仕上がっていきます。
映像と虫の音色も流れ始めて、ゆったりした時間、、、を堪能している場合ではありませぬ。自分の準備もしなくては、、、と言っても、今回はdriftbox sが2台(1台はSayaさんから借りてるもの)、ディレイのDD-20、KORGのKP3、そしてミキサー。
結線なんかも、早いものです。。。モジュラーのパッチング作業に比べたら、なんと早い仕込み作業な事か、、、(^^;;
Sayaさんも到着して、順次、簡単な音チェック的なリハが始まります。
出演は、私達がトップなのでリハは一番最後、簡単に音を出して、そのままステージに機材をセットしたまま、開場時間となりました。

そして、いよいよ本番。
Sayaさんからお誘いを受けたのが一週間前。
お互いに即興演奏する事、Sayaさんが今回は珍しくリズム帯を入れるらしい?という事、私はdriftboxを2台だけという事、、、事前情報はこれだけでした。

driftbox sって、とにかくモジュレーションとフィルターの切れが凄いんですね。ノイズマシンとしても使えるシンセなんですけど、出来るだけ、そういう使い方やイメージが出ないようにと考えてましたが、、、なかなか展開を作り出すのが難しい〜、、、どうしよう、どうしようか、、、と自問自答しながらのライブでした。
Sayaさんの出すアンビエントなギターに、上手く絡めたかどうか。。。
実は、当日、滝川さんという方が、映像や音を録って下さってました。
特に音の方は、かなりクリアーに録音されてて、後でProTools上で編集までして頂いて、ライブ音源を頂いたんですね。
それを第三者の客観的な立場で聴いたのですが、、、
あぁぁぁ、、、音、出し過ぎです。。。
もっともっと、音を止めて、「静」の部分を作り出せたら良かったのに、と。
そして、あぁ、このあたりは中だるみ的だなぁ、、、とか。
反省材料いっぱい(笑)
でも、これはお互いに即興演奏だし、この時のお互いの感情とか、ライブ会場の雰囲気とか、お客さんの視線とか(^^;;、色々なものが影響された結果、出て来た音だと思うので、そこに嘘は無いです。
即興演奏でコラボレーション、あくまでもお互いが、お互いのベクトル上で演奏してるんですよね。けっしてセッションしているわけじゃない。でも、何処かで相手のベクトルが聴こえて(見えて)来る感じがして、そこに刺激や影響を無意識(もちろん、時には意識的)に感じて、自分の演奏が変化していく。
その結果として、何かしら、一つの世界観とかが感じ取れて頂ければ、即興演奏やった意味があるなぁ、、、って個人的には思ってるんです。
30分のライブ、音源を聴くと、、、ラスト10分ぐらいの変化が面白いなぁ、、、って感じてて。どうして、自分がそうしたのかなんて覚えてないし、理由も無いと思うんですけどね。二人のベクトルが、かなり近い所で鳴ってる感じがするというか。
もしかしたら、その為の最初の20分だったのかもしれませんね。
もし機会があれば、音源を聴いて頂ける、、、時があるかな?(笑)
chewbacca&THE 助平らのライブも、個性的で楽しかった。
なんでしたっけ、アフリカ?か何処かの国のパーカッション。それを演奏しつつ、エフェクティブに変化させたりとか。
koumさんは、Nishio Sanaeさんのライブペインティングとのコラボレーション。
中盤から後半に掛けて、かっこいいリズム帯が入ってくる直前、Sanaeさんが天に昇るような線を描き始めて、その直後にリズムが、、、という展開があったんですけど、ここ、凄かったなぁ、、、と。ちょっと背筋がゾクゾクしました。
最後は、隣に併設されているカフェでカレーの晩御飯。

Sayaさんや滝川さんと、楽しい晩御飯タイムとなりました。
ありがとうございました。

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