アスカ

今年のG.W.は、連休繋がりも天候もベストで良かったですよね。
前半はローランドRMS音楽教室のミニ・コンサート、渚音楽祭。後半は、う〜にゃのケージを掃除したり、コーナン帰りに自転車でブラブラしたり(笑)、implant4さんへ遊びに行ったりと、まったり系でしたが、1日だけハイキングに行って来ました。
場所は、奈良・明日香です。
そう、今から1,300年以上前、聖徳太子や推古天皇、蘇我氏が活躍した奈良・飛鳥時代の都です。


交通の便等で、どうしても近場だと京都に行く事が多いのですが、魅力的には実は奈良の方が面白いんですよね。
東大寺近辺よりも、更に年代を遡る山間の地域の方が面白かったりするのです。
その代表的で有名な地域は、現在の明日香地方じゃないでしょうか。
自宅からJRと近鉄を乗り継いで、意外にも早く1時間ちょいで近鉄・飛鳥駅に到着。
ここから主要な観光名所には、バス、レンタ・サイクル、徒歩という感じで、それぞれで巡る事が出来ます。
駅前の観光案内所で地図を貰ってから、さて、私達は徒歩で出発です。
駅前から舗装された綺麗な道路を歩いて行くと、今、色々と話題の?高松塚古墳へ辿り着きます。そのまま通り過ぎて、しばらく歩くと小高い丘のような所が、、、ここはなんだろうと思って地図を見ると、天武・持統天皇陵と書いてある。
ちょっと行ってみよう、、、うむむ、管轄?が宮内庁と書いてある、、、そうか、そだよねぇ、天皇の墓だもんね。
その近くに、鬼のまないた、、、と書いてあるので、なんだろうと歩いて行ってみる。

左が、鬼のまないたの写真です。
景色がねー、奈良っぽいというか(何が?)、独特の雰囲気があるというか、優雅なんです。
寺院にしても、凄く広々とした造りになっているのが奈良なんですよね。そういう優雅さというか雄大さが、奈良っぽいというか。
天武・持統天皇陵から舗装道路に戻って、少し歩くと遊歩道があるので、そちらを歩く事に。
何やら人集りが見えるので、なんだろうと近付くと、、、あぁ、お土産屋さんかぁー、、、その隣に亀石を発見(^^;;

ちょっと小腹も空いて来ましたし、ちょいと休憩がてら店内へ。
とにかく野菜が沢山と売っている。「人参、美味しそう」と意気揚々と店内探索していた妻が、黒米を使ったおにぎりを発見。見た目は赤飯に似ていて、ほんのり甘く感じるところも赤飯っぽいのですが、モチモチ感はなかったです。なかなか美味しい。更に妻は、大阪ではあまり見かけない、ごぼうを購入。
そして、店の直ぐ横に、亀石がありました。
そのまま、ブラブラと遊歩道を歩いて行きます。

次に現れたのが、橘寺。なんでも聖徳太子誕生の地に建つお寺だそうだ。今は建物の修復中?のようで、全体の姿をちゃんと観る事は出来なかった。

橘寺を後にして、再び舗装道路に戻ると向側に、何やら神殿の後らしきものが、、、

柱の台座だけが点々と残っているけど。これは何の跡だろう。。。
ここから、また舗装道路を少し歩いてから脇道にそれて進むと、いよいよ、あの石舞台古墳へ。
石舞台古墳って、私の記憶の中では小学生の遠足の時以来のような、、、20年以上ぶりです。
石舞台古墳の周りも、もちろん遺跡なのですが芝生が生えていて、自由に寛げる広場のようになっている。


さて、途中で買っておいた、おにぎりやサンドウィッチを広げて昼御飯です。
なんかねー、いい感じなんですよ。
なんていうか、野外レイヴじゃないですけど、、、メインは石舞台古墳のはずなのに、来た人達が古墳そっちのけで、思い思いに楽しんでいる。キャッチボールとかバトミントンとかピーチポールで遊ぶ人達もいれば、昼寝している人もいる。
でも、全体で観ると、この石舞台古墳という遺跡の空間を楽しんでいるという共通点はある。
1,300年も前に、この同じ地面を歩いていた豪族達がいたんだなぁ、と思うと不思議な光景です。
すんごい眠たくなって来たところで、、、本当に気候も良くて風が通り抜けて気持ちいい、、、目の前にある石舞台古墳を見に行く事にしました。石舞台古墳の周りは木々で囲まれていて、外からは見えないようになっていて入場料を払って中に入ります。



蘇我馬子の墓というのが有力な説らしいですが、何せ聖徳太子とコンビを組んでいた人物で、そういう時代の話ですから、ほとんどファンタジーの世界なんですよね。だから奈良は素敵なんですけども。
昔、ここに来た時には木々の囲いも無く、本当に何も無い大地にポツンと石舞台古墳があったような記憶があるんだけどなぁ、、、その方が神秘的なイメージがあったように思います。今は維持管理のために、こうしなくちゃいけないのだろうけどね。ちなみに、入場口とは逆側にある、ちょっとした高台に登ると、少し遠くからにはなりますが石舞台古墳が普通に見れます(^^;;



そして中へ。
中は何も無いのですが、凄くヒンヤリとしています。涼しい。石の壁を触ると凄く冷たいんですよ。
この空間は1,000年以上前、そのままなんだよねぇ。。。
発見された当初から石棺は無かったそうですが、残っていた破片や色々な資料から復元された石棺が、石舞台古墳の外周側に設置してあります。
石舞台古墳を出て、道を渡った向い側にある店でソフトクリーム購入。
二人共、黒米とチョコレートのミックスを注文、おいし〜
次に岡寺の方角へ歩いて行く事に。

結局、岡寺には寄らなかったのですが、その足で飛鳥寺へ。

なんかねー、遠くから♪ゴーンって鐘の音が風にのって聞こえて来るのが、妙に気持ちよくてね。

お寺の鐘は自由に打てるみたいだったので、記念に?と一発、打ってみました。♪ゴーン〜

お寺を抜けて逆側に出ると、綺麗はお花畑が広がっていて、その中に蘇我馬子の首塚がありました。
お花畑で摘んだ花が供えてありました。
ここからはバスに乗って、近鉄・橿原神宮前駅まで。
自宅を10時過ぎに出て、特に事前の予定や計画も無くブラブラとして、帰宅したのが夕方5時ぐらい。
飛鳥は、ほとんどの観光名所を歩いて巡る事が出来るので、なかなかお薦めかもしれません。
全部、観てまわるとなると1日仕事で歩くのも大変かもしれませんが、春とか秋は清々しくて歩くのも苦にならないので良いかもです。
P.S.
丘が多いので、自転車だと歩くより疲れる可能性があるかもしれませんね(^^;;

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