合意

昨年の4月25日に起こった、JR西日本・福知山線の脱線事故。
今月、亡くなられた数家族の遺族側との補償交渉がまとまったという話が出て来ました。
色々な意味で納得のいくものではなかっただろうとは思うのですが、これ以上、JR西日本と「補償交渉」という、結局のところ最後は“現金”でしか解決しない関係を続けていくのは、遺族の方々にはとても精神的に辛い事だっただろうと思います。
早く関係を切って、普通の生活に戻りたいという気持ちが強かったのだろうと。
しかし、“現金”以外で納得のいく解答が得られていないのも事実のようですから、まだまだ先は長そうですね。
JR西日本は、このまま兵糧攻めのような事をして、遺族側が折れるのを待つつもりなのでしょうか。
そういえば、今月いっぱいで社長等のトップが退任するようですね。
「安全対策等、一応のけじめがついた」という事らしいです。
ただ、事故当時にトップにいた人達は、今後も遺族側との交渉役として動くそうですが。
JR西日本としては、今回のトップ刷新で社会的償いは終了したという事なのでしょう。
まぁ、すっきりしない気持ちですよ。

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